交通・移動編ー安全・快適な移動のために
- 午後の渋滞
平日・休日を問わず、午後3時頃〜午後9時頃まではほぼ毎日、交通渋滞に巻き込まれます。移動手段は車・バイクが主流のため、ダバオで生活する上では避けて通ることはできません。15分で到着できるところが、渋滞時には1時間以上かかることもあります。渋滞を見越した上でのタイムスケジュールが必要です。
- ジプニーは路肩に止まってから降りる

こちらは実体験です。「Lugar lang(ここで降ります)」と伝えてジプニーから降りようとした際に、一度止まったはずのジプニーが再び動き出し、見事に車外に投げ出されてしまいました。ジプニーが止まるのは路肩のみのため、路肩に完全に駐車するまで席に座って待ちましょう。
ジプニー乗り方ガイドはこちらの動画をチェック!
View this post on Instagram
- タクシーのメーターを確認

違法メーターや追加料金に注意。ですが、ダバオでは滅多に起こらないそうです。筆者もタクシーに乗るたびに、メーターが50ペソからしっかり稼働しているかを確認していますが、ダバオではそこまで警戒する必要はなさそうです。
タクシーの料金は「距離×時間」で決まります。渋滞時にタクシーに乗ったことがありますが、20分乗車したにもかかわらず、50メートルほどしか進まず、さらにメーターが100ペソを超えたため、諦めて降りました。場合によっては、タクシーと渋滞は最悪の組み合わせになり得ます、、、
- ぼったくりトライシクルには要注意

料金が決められているジプニーやメーターがついたタクシーに比べて、トライシクルは料金が正確には決まっておらずフィリピン初心者には少しハードルが高く感じます。実際に、請求されたお金から、交渉をして半分になったケースもありました。
特にビサヤ語が話せないと、外国人・観光客扱いされ法外な値段を請求される可能性もあります。必ずしも起こることではありませんが、注意が必要な場合もあります。
- 歩道が狭い

フィリピンの道路には、歩道と呼べるほどしっかりとした歩道が設けられていないことが多いです。たとえ歩道があっても、バイクや自転車が平気で乗り上げてくることもあり、慣れるまでは道路沿いを歩くだけでも危険を感じることがあります。
フィリピン人の友人に言われた、少し恐ろしい言葉があります。
「歩道はない。常に轢かれると思って歩かないといけない」。慣れてしまえばどうということはありませんが、日本との大きな違いに注意が必要です。
- 配車アプリ「Grab」の登録を済ませておく

集合時間に確実に着きたいのにタクシーが捕まらない!そんな事態を解決してくれるのが配車サービスアプリです。数分で近くのタクシーや車が配車され、スムーズに移動できます。
また、料金が乗車前に提示されるため、過度な金額を請求される心配もありません。クレジットカードを登録しておけば現金のやり取りが不要になり、「お釣りない問題」が起こらないのも大きなメリットです。時間にもお金にもストレスのない、快適な移動手段と言えます。
まとめ
今回は「ダバオで気をつけたいこと」について、実際にダバオで生活して感じたことをもとに紹介しました。
生活する上で気をつける点や日本との文化の違いに触れる内容が多かったため、結果的に生活における負の側面に焦点を当てる形になってしまいました。しかし、こうした負の側面をきちんと理解し、注意しながら生活するという土台があってこそ、フィリピン・ダバオの良さにも気づけるのではないかと思います。
まだ渡航してからそれほど時間が経っていない中での経験をもとに書いているため、誤っている点があるかもしれません。あくまで一個人の感想として、参考程度に読んでいただければ幸いです。






