12月7日木曜日、サラ・ドゥテルテ・カルピオ市長は記者会見において、ダバオ市内で定めている爆竹の条例に従い、爆竹をはじめとした火工品の出入り・通過を禁止したと述べた。
2002年に定められたダバオ市条例#060-02では、市内における爆竹、火工品、およびその他爆発物の製造、販売、配送、所持、ならびに利用が厳密に禁じられている。ドゥテルテ市長は、対象物の市内通過も例外ではないこと、持ち込みは禁止されていることを強調した。
11月29日、ダバオ地方警察署 – 地方文民警察(PRO 11 –RCSU)の署長であるセドリック・アール・タマヨ警視は、隣町からの爆竹業者より当製品の市内通過の許可要請を受けたと述べ、しかし市内条例の順守は絶対であるとコメントした。さらに同氏は、現地役員の能力とともにそれを順守していくこと、RCSUは正規火工品業者等に対し、市内通過用の爆竹輸送許可を発行しないとも述べている。
ダバオ市では、花火や爆竹による被害や火災を重く見て、十年以上前から、爆竹をはじめとした花火およびその他火工品の取り締まりを厳しく行ってきた。これは当時の市長であったロドリゴ・ドゥテルテ大統領が定めた条例であり、以降爆竹による被害は著しく減少している。