2024年11月18日更新
皆さんこんにちは!ダバオッチ編集部です。2023年7月22日以降、フィリピン入国に関して、今まで新型コロナワクチン接種をしていない人は事前のPCRや抗原検査で陰性証明書を持参するか、あるいフィリピン入国時に検査を受ける必要がありましたが、その規制が撤廃されました。これで入国に必要な事前準備はE-Travelへの登録のみとなりました。
残念ながら、ダバオと日本の直行便がまだ就航しておらず、ダバオにお越し頂くには、マニラ、セブ、あるいはシンガポールでの乗り継ぎが必要になります。日本から最も便数が多く、利便性が高いメジャーな乗り継ぎはマニラ国際空港ですが、マニラ国際空港は世界のワースト空港という不名誉な賞に選ばれてしまうほど、チェックイン、パスポートコントロールが混雑しており、快適性や利便性が高いとも言えず、敬遠している人も多いと思います。
実は最近になって汚名返上ということでしょうか、利用者の快適性や利便性の向上に向けて、マニラ国際空港では航空会社の発着ターミナルを移動させました。フィリピンのナショナルフラッグキャリアであるフィリピン航空は全ての国際線の発着でターミナル1へ、日系航空会社の全日空は変更なしでターミナル3、日本航空も同じく変更なしのターミナル1からの発着となります。
マニラ国際空港ターミナル2は今までフィリピン航空が国際線、国内線ともに専用で使用してましたが、現在は国内線のみターミナル2の利用となっており、日本からダバオにフィリピン航空で来られる場合は、ターミナル1からターミナル2(あるいは逆)へのターミナル移動が必要になります。
今回のダバオッチ編集部は、マニラ国際空港における航空会社のターミナル移動で最も影響を受けたフィリピン航空に注目して、マニラでの乗り継ぎ方法を特集していきます。荷物の預け入れから、イミグレーション、無料のシャトルバスへの乗り方や乗り場など、わかりやすく解説していきますので最後までお楽しみください。
日本からダバオへ
チェックイン
日本の各空港でチェックインを行います。フィリピン航空では通常搭乗時間の2時間半前からチェックインカウンターがオープンします。チェックイン時に預入荷物がある方は、ダバオまでと伝えてください。チェックインの際に日本の各空港・マニラ及びマニラ・ダバオ間の搭乗券が受け取れます。
イミグレーション(出国審査)
コロナ明けで多くの人が渡航する機会も増えたこともあり、イミグレーション前の手荷物検査、イミグレーション(出国審査)は大変混雑します。時間に余裕を持ってお越しください。
出発
搭乗時間までにはゲート前に行くようにしましょう。
乗り継ぎ
- マニラ国際空港に到着後、Arrivals / Immigration / Baggage claimの看板に向かい進みます。
- Immigration でパスポートに入国のスタンプを押してもらいます。(ちゃんと押されてあるか確認を忘れずに)
- Immigration を抜けると、Baggage claimで日本から預けた荷物を一旦引き出します。
- 引き出した荷物をBaggage Assistance Center へ持ち込み、ダバオまでと伝えて再度荷物を預けます。(Transfer Domesticとプリントされた黄色のシールが貼られます)
- 一旦空港の外に出て、右側に進んでいくとシャトル乗り場に到着します。
- シャトルバスに乗り込み、バス出発まで待ちます。
- バスが出発し、ターミナル2のDepature Area(出発)に到着します。
- そのまま出発ゲートに向かいます。途中セキュリティーのため、X線検査があります。(靴を脱ぐように指示されます)
- 出発まで搭乗ゲート付近で待機して頂くか、マブハイラウンジでお待ちください。
- 搭乗時間となり、ダバオに向けていよいよ出発です。
到着
ダバオから日本へ
チェックイン
ダバオ国際空港でチェックインを行います。フィリピン航空では通常搭乗時間の2時間半前からチェックインカウンターがオープンします。チェックイン時に預入荷物がある方は、日本の到着空港までと伝えてください。ダバオでダバオ・マニラ及びマニラ・日本の目的地までの航空券を受け取ることができます。
出発
ダバオ国際空港でチェックイン後、2Fの出発ゲートに行き、セキュリティチェック(手荷物検査)を受けます。手荷物検査が終了したら、搭乗ゲートあるいはマブハイラウンジにて待機してください。
乗り継ぎ 2024年11月18日更新
- マニラ国際空港に到着後、Transfer Deskの看板に向かい進みます。
- 荷物は日本の各目的地まで預けているので、待つ必要はありません。一旦、空港の外ににでなくとも、Transfer deskの横を進んでいくといくとシャトルバス乗り場があります。
- そのままシャトルバス乗り場でバスが来るのを待ちましょう。長くとも15分程度でバスが来ます。
- バスが出発し、ターミナル1へ向かいます。
- ターミナル1国際線出発エリアに到着します。
- 到着後は空港の中に入り、そのままイミグレーション(出国審査)に向かってください。
イミグレーション(出国審査)
パスポートに出国スタンプを押してもらってください。イミグレーション通過後に、再度セキュリティのため手荷物検査(X線)があります。靴も脱ぐように指示されますので従ってください。セキュリティチェックが終わったら免税店でお買い物が可能です。搭乗までごゆっくりお過ごしください。
到着
まとめ
いかがでしょうか。今回はマニラ国際空港における、フィリピン航空のターミナル移動についてまとめました。国際線がターミナル1への発着となったため、今までより時間が掛かり不便にはなりましたが、フィリピン航空では無料でターミナル1とターミナル2間のシャトルバスを運行しており、乗り継ぎも比較的わかりやすく改善されていました。
また、以前のように乗り継ぎ時間がなく、急いでいる乗客に対し値段を吹っかけてくるタクシードライバーもターミナル移動ができる無料のシャトルバスによって減少しています。
乗り継ぎの時間ですが、日本からマニラの国際線到着時にはパスポートにスタンプを押してもらった後、荷物受け取りと再度預け入れで20分、シャトルバス待ちと移動で20分、他にも余裕をみて60分程度、ダバオからマニラの国内線到着時には到着からシャトルバス待ちと移動で余裕を見て45分程度で可能でした。
その他フィリピンの国内線はターミナル3でセブパシフィック航空、ターミナル2でエアアジアが運航しています。こちらはの乗り継ぎはまた別の機会に記事にさせて頂きます。楽しみにしていてください。