ダバオ・ライト社(Davao Light and Power Co.)の住宅用顧客は、2024年3月12日から2024年4月10日までの請求額が減少し、全体的な電力料金が先月の9.2570ペソから8.9975ペソ/キロワット時(kWh)に下がると発表された。
電力料金の0.2595ペソ/kWhの減少は、ミンダナオ島のフィリピン卸売電力現物市場(WESM)からの電力供給価格の低下と世界市場からの石炭価格の低下によってもたらされた発電料金の減少によるものである。月平均電力消費量が200kWhの一般家庭では、2月請求分と比較して51.90ペソの減少となる。
それにもかかわらず、ダバオ・ライト社は、特にエルニーニョが到来しているため、電力消費が高くなる可能性があることを顧客に注意を促している。フィリピンの気象局であるフィリピン大気地球物理天文局(PAGASA)の最新の気候モニタリングによると、現在進行中のエルニーニョは、2024年3月、4月、5月まで続く可能性が高い。
月々の請求額は、料金と消費量に影響されることに注意が必要であり、適切に管理が行われていないと、電力料金が下がっても電気代が高くなる可能性がある。特定の電化製品の使用時間や日数を減らすことで、エネルギーを節約することができる。さらに、暑い日が続くと、冷房器具の使用頻度が高くなり、使用時間も長くなる。ダバオ・ライト社は、ドアや窓を開けるか、エアコンよりも消費量の少ない扇風機を使用するようアドバイスしている。
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