【特集】ダバオで味わう「最高級和食×日本酒」の至福のペアリングランチ体験記

ダバオで味わう「最高級和食×日本酒」の至福のペアリングランチ体験記

こんにちは!ダバオッチのゆいです。

2026年3月6日、ドゥシットD2ダバオのルンピニ・ボールルームに足を踏み入れると、華やかな和食と日本酒の香りに包まれ、会場全体がわくわくとした雰囲気に満ちていました。

ここで開催されたのは、在ダバオ日本国総領事館主催の「和食テイスティング&日本酒ペアリングランチ」。日比外交関係正常化70周年を記念した特別イベントで、ダバオのレストランやホテル関係者たちが集まり、豪華な日本食材と名酒の組み合わせを体験しました。

和食テイスティング&日本酒ペアリングランチ
会場の様子

この日、料理を手掛けたのは、在ダバオ日本国総領事館の在外公館料理人で利き酒の知識を有する星田俊輔シェフと、ドゥシットD2ダバオ・マダヤウカフェのフェルディナンド・レカボルダ氏。星田シェフが厳選した日本酒は、それぞれの料理の味を引き立て、口に運ぶたびに新しい味わいのハーモニーが広がります。

「Youは何しにダバオへ?」の記事で、星田料理人にインタビューさせていただきました。この記事を読み進める前に、ぜひ先にインタビュー記事をご覧ください!

【特集】ダバオで活躍する日本人を特集ーYouは何しにダバオへ?〜在外公館料理人編〜

今回のイベントは単なる試食会ではなく、料理を味わいながら日本とダバオの食文化のつながりを感じられる、贅沢な体験の時間でした。参加者の間からは、思わず「すごい!」という声があちこちで聞こえ、会場全体が一体となって和食の世界に浸ることができました。

それではここから実際のコース料理を紹介していきます!


① 前菜:北海道産ホタテのカルパッチョ

和食テイスティング&日本酒ペアリングランチ
北海道産のホタテを使ったカルパッチョ

透明感あふれるホタテのカルパッチョは、しっとり柔らかく、ソースの酸味の後にホタテ本来の甘みがふわっと広がります。ペアリングには青森の「陸奥八仙 特別純米酒」が選ばれ、その繊細な味を一層引き立てていました。

会場のフィリピンの方々にとってホタテは珍しく、当初は恐る恐る口に運ぶ姿も見られましたが、一口食べるとあちこちから「最初から感動的!」と感嘆の声が上がっていました。

② 寿司:五島列島産本マグロと鹿児島産うなぎ

和食テイスティング&日本酒ペアリングランチ
脂の乗ったマグロと鰻の巻物

握り寿司の盛り合わせは、脂ののった五島列島産の本マグロと、香ばしく焼き上げた鹿児島産うなぎ。マグロのとろけるような食感と、うなぎの芳醇な香りが口いっぱいに広がります。

日本酒は力強い旨みを持つ山形の「稲造純米吟醸」。お酒のコクが海の幸の濃厚さをいっそう引き立て、会場のあちこちからは「お寿司ってこんなに美味しいんだ!」と驚きと喜びの声が漏れていました。

③ メイン:近江牛ローストビーフ&広島カキフライ

和食テイスティング&日本酒ペアリングランチ
ロゼ色のローストビーフとカキフライ

近江牛は口の中でとろけ、濃厚な脂の甘みと肉の旨みが広がります。広島産カキフライは、外はカリッと、中はクリーミーな食感のコントラストが感動的です。

これに合わせたのは、「久保田 萬寿 純米大吟醸」。お酒のふくよかな旨みが肉と海の幸の濃厚な余韻を長く引き立て、一口ごとに会場から歓声が上がります。「脂の強い料理には、こういう酒が合うんだ」と、参加者もその完璧なペアリングに深く納得していました。

④ デザート:マンゴープリンとトロピカルフルーツ

デザートは、ダバオ産のマンゴー(Nakashin)やパイナップル、バナナ、パパイヤ(Dole)を贅沢に使用。甘くフルーティーな香りが口いっぱいに広がります。

ここで、あえて辛口の「久保田 千寿 純米吟醸」が合わせられています。お酒のキレが後味をさっぱりと引き締め、日本の醸造技術とダバオの豊かな農産物が見事に融合した一品となりました。その完璧な調和に、会場はしばし幸せな沈黙に包まれました。

食事を通して、参加者は和食の繊細さ日本酒の奥深さを存分に楽しんでいました。軽やかな前菜から脂ののったメイン、そしてダバオ産フルーツのデザートまで、ひと皿ひと皿に星田シェフのこだわりとペアリングの工夫が光ります。味覚だけでなく、香りや見た目も含めた贅沢な体験に、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていました。


参加者インタビュー

和食テイスティング&日本酒ペアリングランチ
参加者にインタビュー

イベント会場では、至福のペアリングに酔いしれる参加者の方々にお話を伺いました。

■ ホテル関係者 Kさん

「本当に美味しかったです。特に最初のホタテのカルパッチョが一番印象に残っています。ダバオではホタテ自体が珍しいですし、ましてや『生』で食べる経験ができたことは非常に嬉しい驚きでした。ホタテ本来の甘みがとても強く、酸味の効いたソースがなくても十分すぎるほど素材の味を感じられました。 また、日本酒との組み合わせにも驚かされました。ワインとチーズのような定番の組み合わせ以外にも、お酒と料理が引き立て合う新たなポテンシャルを垣間見ることができた、貴重な経験でした。」

■ 新聞記者 Bさん

「日本の料理には、いつも驚かされてばかりです。今日は特に、料理から伝わる『新鮮さ』に感動しました。日本は準備の段階からこだわりが非常に強く、それがこうしたユニークな一皿一皿を生み出しているのですね。 また、多くの材料を重ねる複雑な料理ではなく、寿司やローストビーフのように『素材そのもの』を最大限に生かす和食のシンプリシティー(簡潔な美しさ)には深く心を打たれました。ぜひ、またこのような機会を開催していただきたいです。」


星田シェフにインタビュー

和食テイスティング&日本酒ペアリングランチ
星田シェフ(イベント後)

Q. 今回のフルコースを構成するにあたり、最も力を入れた一皿はどれでしょうか?

「やはり、低温でじっくりと時間をかけて仕上げる『ローストビーフ』です。今回は100名近いゲストをお迎えしましたが、限られた調理器具の中で、この人数分のクオリティを維持するのは非常に困難な挑戦でした。肉にゆっくりと火を入れ、一度取り出して休ませる。この緻密な工程を3、4周期も繰り返し、ローストビーフを完成させるためだけにかなりの時間を費やしました。 日本から取り寄せた高品質の素材を扱っているからこそ、その素材が持つ本来のポテンシャルを最大限に引き出す調理法に、一切の妥協はしたくありませんでした。」

Q. フィリピン・ダバオにおける、今後の日本食プロモーションへの意気込みをお聞かせください。

「基本的には領事館からの要請を受けて料理を振る舞っていますが、これからも可能な限り多くの依頼をお受けしたいと考えています。私の料理を通じて、一人でも多くの方に本物の和食文化に触れていただき、その奥深さを広めていけるよう、これからも誠心誠意、活動を続けていきたいです。」

まとめ

今回の「和食テイスティング&日本酒ペアリングランチ」は、単なる食事会の枠を超え、日本が世界に誇る「和食」の精神と、ダバオの豊かな「食材」が共鳴し合う、まさに文化交流の最前線でした。

北海道のホタテや近江牛といった厳選された日本食材が、星田シェフの卓越した技術によって、ダバオの地で新たな輝きを放つ。そして、そこに寄り添う日本酒が、現地の人々に「未知の感動」を与えていく。会場で見られた参加者たちの驚きの表情や「美味しい」という歓声は、言葉の壁を越えた確かな絆を感じさせるものでした。

日比外交関係正常化70周年という大きな節目にふさわしい、贅沢で温かなひととき。このイベントを通じて蒔かれた和食文化の種が、これからダバオの地でどのように花開いていくのか、今後の展開がますます楽しみになる、そんな素晴らしい一日となりました。

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