【News】サウジアラビア、クアラルンプールへのダバオ直行便就航に期待が高まる

ダバオ国際空港

ダバオ市からマレーシアのクアラルンプールへの直行便の復活に加え、ダバオ市ムスリム事務局(以下DCMAO)の代表がサウジアラビアへの直行便を積極的に提唱している。マギンダナオ州のガブリエル・ナカン氏は、ムスリム・コミュニティと海外フィリピン人労働者(OFWs)がダバオとサウジアラビア間の直行便の就航を働きかけていると語った。また、マレーシアからの出稼ぎ労働者も、移動時間の短縮による利便性を理由に支持している。

ナカン氏は、特にミンダナオ島の住民がサウジアラビアへの旅行で直面する課題を強調し、最寄りの空港までの高額な費用と不便さを強調した。現在、中東でフィリピンに直行便が就航しているのはカタールとアラブ首長国連邦のドバイだけである。

2017年12月、エアアジアはダバオ-クアラルンプール直行便の運航を開始し、両国間の観光と貿易活動の活性化を目指した。しかし、同路線の運休は1便あたり平均80%の搭乗率を維持できなかったことや、ダバオ市内にハラール認証を受けた施設がないことを理由に週4回の直行便が2018年8月21日を最後に運行が停止された。ミンダナオ島のイスラム教徒コミュニティは「ハラールフレンドリー」な国への旅行を好むため観光需要も高まっていると強調した。

在ダバオ・マレーシア総領事は、二国間関係が5月に60周年を迎えるにあたり、直行便を復活させてこのパートナーシップを強化したいとの意向を示した。直行便再開の明確な時期は明らかにしていないものの、その復活については楽観的な姿勢を崩していない。商業的な実行可能性に関する調査も進行中であり、さらに強固な同盟関係になることが期待されている。

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