【News】日本企業がダバオ・オリエンタルでエビの陸上養殖事業 最新技術で持続可能な水産モデル

エビの陸上養殖事業

こんにちは!ダバオッチのゆいです。

先日、ダバオ・オリエンタルにある「ABC FARM LLC」さんのエビ陸上養殖場で行われた、説明・実食会に参加してきました!

現在、同社はダバオ・オリエンタルで4ヘクタールの陸上養殖場を運営中。当日は日本の大学生や現地の記者など、約20名が集まり、熱気あふれるイベントとなりました。

エビの養殖 説明 
琉球大学 竹村教授による養殖技術の説明

日比国交正常化70周年の節目に、産学官が連携

イベントは在ダバオ日本国総領事による挨拶で幕を開けました。産学官連携への強い期待とともに、日比国交正常化70周年という記念すべき年に本事業が本格始動する意義が語られ、会場は熱気に包まれました。

日本発の「ナノバブル技術」で養殖に革命を

続いて、主催のABC FARM LLCと共同研究者である琉球大学の竹村教授が登壇。最新技術「ナノバブル」を活用したエビ養殖の取り組みが紹介されました。 この技術の導入により、以下の3点が可能になります。

  • 水質の改善

  • エビの病気リスク低減

  • 大幅な省電力化

震災を経て辿り着いた「持続可能な養殖」の完成形

本プロジェクトの背景には、SDGsへの意識や、東日本大震災を契機とした再生可能エネルギーへの関心があります。ABC FARM LLCは日本中の研究機関を巡る中で竹村教授と出会い、沖縄に研究センターを設立。長年の研究を経て、ついにエビ養殖の「一つの完成形」を導き出しました。

環境負荷ゼロへ。世界が注目する「水交換不要」のシステム

特筆すべきは、環境への圧倒的な優しさです。 従来の養殖では毎回30%ほどの換水が必要でしたが、ナノバブル技術により「水交換不要」を実現。汚染水を排出しないため、海洋環境を汚しません。さらに、LEDライトで成長を促進させる最新知見も導入されています。

ナノバブルを活用した養殖の成功例は世界でも類を見ず、フィリピン国内でも先駆的な試みです。ABC FARM LLCは、このダバオ・オリエンタルの拠点を、アジア全域へ技術を広げる拠点にすることを目指しています。

わずか「2ヶ月」で出荷サイズへ。常識を覆す成長スピード

当日は、この最新技術で育てられたエビの試食会も行われました。 驚くべきはその成長速度です。従来の養殖では、稚エビから出荷サイズになるまで通常6ヶ月を要していました。しかし、同社の研究と試行錯誤の結果、わずか2ヶ月という驚異的な短期間で成長させることに成功したそうです。

弾ける弾力と濃厚な甘み

実際にいただいたエビは、短期間で育ったとは思えないほど大ぶり。身は引き締まって弾力があり、噛むほどに口いっぱいに強い甘みが広がる、極上の味わいでした。最新技術は効率だけでなく、品質の向上にも大きく寄与していることが伺えます。

地域と共に歩む、持続可能な未来へ

ABC FARM LLCは、この革新的な養殖モデルを広めることで、食糧問題の解決だけでなく、地域における雇用の創出も目指しています。世界をリードする水産養殖の実現に向け、同社の研究と挑戦はこれからも続きます。

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