3月15日の世界消費者権利の日を記念して、ダバオ市副市長室は貿易産業省ダバオ地方事務所(以下DTI11)と共同で、新たなアグダオ公設市場にて初の「ロンダ・パレンケ・プロジェクト」を正式に開始した。このプログラムは、ダバオ市民が消費者の権利に関する意識を高めることにより、消費者と販売者の双方に力を与えることを目的としている。
2016年に開始された全国的なプロジェクトの契約を受けた市場の中には、カリナン公共市場、トリル公共市場、バンケロハン公共市場、アグダオ公共市場がある。アグダオ公共市場は昨年にリニューアルしたばかりである。
キタイン副市長はDTI11と市場監督者と共に、すぐに市場内のいくつかの屋台を直接訪問し、業者の計量器の精度をテストした。インタビューの中でキタイン氏は、消費者は自分たちの権利を知るべきであり、売り手による欺瞞的、不公正、非良心的な販売行為や慣行を受けたら、DTI消費者保護部門に報告するよう促した。
「フィリピン消費者法」として知られる共和国法(RA)7934に基づき、この法律に違反した者は、裁判所の裁量により、1,000ペソ以上20万ペソ以下の罰金または2カ月以上6年以下の懲役に処せられる。消費者が自分自身で不正に気付けるように、正しい知識を学ぶことも大切である。
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