サラ・ドゥテルテ副大統領兼教育長官は、100人の命を奪ったマサラ地滑り災害の捜索救助活動で重要な役割を果たしたアッパを含む4頭の人道・災害K9犬の英雄的行為を自ら表彰した。また、サラ・ドゥテルテ氏は、人命救助に無私の献身を捧げたすべてのK9チームとそのハンドラーに心からの感謝を述べた。
アッパは、2月9日にダバオデオロのマコ、バランガイ・マサラ、ゾーン1で60時間以上瓦礫の下敷きになった3歳の女の子を発見し、事件の中で希望と強さの象徴として際立っていた。アッパの勇気を讃え、銅十字勲章が授与された。
サラ・ドゥテルテ副大統領は、K9犬が果たす重要な役割、その本能、専門的な訓練が災害対応におけるかけがえのない財産であることを認識することがいかに重要であるかを強調した。また、動物の仲間をより大切にすることを思い出させてくれたとも述べた。
マコ市災害リスク軽減管理事務所(MDRRMO-Maco)の最新情報によると、2月6日の地滑りにより98人が死亡、9人が行方不明となっている。一方、生存の可能性はゼロと発表されたものの、捜索・回収活動の終了時期は未定である。非常に痛ましい災害であったが、救助犬のおかげで助かった命もあることを多くの人に知らせ、今後の対策にも繋げたい。
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