【News】ダバオ市は台風の影響を受けたボホール州に災害救助員チームを100名以上派遣

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2021年12月20日(月)、20日(月)時点で少なくとも死者169名、被災者30万人以上が確認されているフィリピン中部ビサヤ諸島を襲った台風22号(フィリピン名:オデット)の被害を受けて、ダバオ市は特に大きな被害を受けたボホール州に市の災害救助員106名の派遣とボホール州及びセブ州の住民に対してお米、水、缶詰等の食料品物資を届けることを決定した。

12月19日(日)、ダバオ市は公式フェイスブックにおいて、派遣が決定された106名の見送り式の様子を掲載し、今回ボホール州のウバイ町へ災害救助に向かう市の職員はダバオ市保健局、911緊急医療サービス、都市型捜索救助隊、消防補助サービス、フィリピン南部医療センターの医師、社会福祉局のソーシャルワーカーらの職員からなる合同チームであることも発表した。

サラ・ドゥテルテ市長は災害救助員チームの派遣について、ダバオ市の医師やソーシャルワーカー、救助隊員らの派遣は、台風被災者に対応するためより多くの支援を必要としているボホール州当局からの要請を受けて実施するもので、ボホール州及びセブ州の住民に対してはお米、水、缶詰等、55トン分の食料品支援もダバオ市から実施すると述べている。物資は飛行で派遣員と一緒に送られ、乗り切らない分は陸路でセブに送られるということだ。

同市長は、ダバオ市からの災害救助員チームの派遣、食料品支援が、少しでも台風22号(フィリピン名:オデット)で被害にあわれた人々の助けになることを願っているとコメントしている。ダバオ市は今回の台風で直接的な被害は報告されていないものの、台風の影響で17日(金)に大規模な通信障害が発生し、ほぼ市内全域でインターネット通信・電話回線が繋がらない状態となったが、現在は普及している。

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