
バンコ・デ・オロ・ユニバンク(以下BDO)は、フィリピン経済区庁(以下PEZA)と覚書(MOU)を締結し、外国投資と経済成長の加速に向けた共同の取り組みを強化した。
この戦略的な協力は、フィリピンに拠点を構え、成長を目指すグローバル企業に対して、新たな機会を提供することを目的としている。フィリピン最大の投資促進機関であるPEZAは、国内に400以上の経済区を運営しており、製造業、IT-BPM、物流、農業関連産業などの分野をサポートしている。また、投資家を引き付けるために税制優遇措置や簡素化された事業登録手続きなど、世界クラスのインフラを整えている。
PEZAとの提携により、BDOはその金融専門知識と広範なネットワークを活用し、国際企業のフィリピン進出と拡大を支援していく。BDOのチャールズ・M・ロドリゲス執行副社長兼法人銀行業務グループ長は、「このパートナーシップは、フィリピンを優れた投資先として位置づけるという共通のビジョンを強調するものです」と述べた。
国際デスクを持つ銀行として、BDOは外国投資家のビジネス進出から拡大までをサポートする豊富な経験を有している。ロドリゲス氏はまた、「PEZAと共に、CREATE MORE法及び新たに署名されたIRRを最大限に活用し、外国直接投資を促進していきます」と表明した。
BDOのロメオ・R・コ・ジュニア上級副社長兼金融機関・国際デスク部長は、「PEZAのパートナーとして、フィリピンに投資またはビジネスを行うことに関心のある外国企業を支援することに全力を尽くします」と述べた。
BDOは、1,200以上の支店ネットワークを有しており、その一部はPEZA経済区内またはその近隣に位置している。そのため、企業や従業員は幅広い金融ソリューションに対応でき、銀行業務の利便性と効率性の向上が期待できる。
今回の提携は、投資家に配慮し、ダイナミックな環境下で企業が繁栄できるよう支援することを通じて、経済の進展を促進するというBDOの取り組みを再確認するものとなった。