環境天然資源保護地域管理局(DENR-Pamo)は、アポ山自然公園(以下MANP)の厳正保護地域内の不法侵入者9人に対し、停止命令を出した。また、DENR-Pamoは、アポ山の保護区域内で違法建築物が見つかったと述べている。
ダバオ市トリル地区バランガイタグラノで違法建築物が目撃されたMANPの厳正保護区域内への侵入は、アポ山自然公園内の関連機関から適切な許可を得ずに存在し、運営されていたことが証明されたとDENR-Pamoは述べた。 同事務所は、2024年5月7日これらの施設に対して操業停止命令を出した。これに対し、バランガイタグラノは、DENRの停止命令を採択する決議番号17、2024年シリーズを発行した。
この決議によりタグラノの高地は一時的に閉鎖されることになった。 保護地域はリハビリテーションが必要なのにも関わらず、個人または集団が入ることによってそれが妨げられているという。 タグラノのバランガイ・キャプテンであるダニロ・A・カマリロ氏は、一時閉鎖にも侵入者がいないか監視を続け、もしも違反者がいる場合は警察に支援を要請し、また、ディゴスと連携してMANPでのトレッキング活動の規制について話し合う予定だと付け加えた。 一方、立ち入り禁止命令を受けた店舗のひとつであるAngel’s View Cafeは、フェイスブックページにアップしたビデオで、正式にカフェをトリルの低地に移転し、別の場所ですべての顧客にサービスを提供し続ける計画を発表し、寄せられた支援に感謝の意を表した。
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https://davawatch.com/articles/2024/02/16/78405.html