【News】環境天然資源省、アポ山にて「伝説の鳥」フィリピントロゴンを確認!

アポ山

環境天然資源省(以下DENR)は、アポ山にて4羽のフィリピントロゴンを記録した。神話に登場する鳥類、フィリピントロゴン(Harpactes ardens)の4個体が、生物多様性モニタリングシステム(以下BMS)活動中にアポ山自然公園(以下MANP)内で記録された。「今回の目撃は、2023年のBMS活動で最初に発見された種に続く、2度目の遭遇である」とDENRは述べている。

フィリピントロゴンは、地元ではアポ山のオボ・モヌブ族に、「アラク」と呼ばれており、フィリピンの固有種である。フィリピントロゴンはMANP内、この地域全体で、文化的・生態学的に非常に重要な意味を持っている。 アポ山の先祖伝来の土地の管理者であるオボ・モヌブ族は、この鳥類を環境とのつながりの象徴として長い間崇めてきたという。

さらに、フィリピントロゴンの存在は、生態系全体の健全性を示す指標となる。フィリピントロゴンは生息地の撹乱や環境の変化に対して敏感であり、貴重な生物指標種であるのだ。 DENRは、トロゴンの生息地の嗜好や個体数の動向を継続的にモニタリングすることで、MANPの生態系の現状について重要な知見を得ることができ、保護活動の指針になると述べている。

フィリピントロゴンは赤、青、黄色などのカラフルな色でなんとも神秘的な見た目をしている。環境変化に敏感な彼らがこれからもアポ山に暮らし続けていけるように、アポ山、ダバオの環境を守り続けていかなければならない。

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