4月4日、SM Lanangで開催されたAgribizフォーラムで、水産資源局ダバオ地方事務所(以下BFAR XI)のディレクターであるレリー・ビー・ガルシア氏は、ダバオの漁師に必要な装備や海洋養殖場の稚魚を提供する取り組みについて述べた。
BFAR XIは、ダバオ地方における漁業生産の強化と漁民の支援を続けている。例えば、62フィートのFRPボートをマティ市、マリタ、ダバオ市に配布している。これらのボートには、完全な漁具、アクセサリー、航行および通信装置が装備されている。これは、漁師がより遠くの海に進出し、より良い漁獲を得るために行われている。
彼らのデータによると、ダバオ地方の漁業産業は、2020年の1,652メトリックトンから2023年の6,322.58メトリックトンへと生産量が大幅に増加している。 また、BFAR中央事務局との協調の下、2024年初頭の低気圧とシアーラインによって影響を受けたダバオデルノルテ州とダバオオリエンタル州の汽水養魚場の現地復旧の一環として、合計1,000万ペソ相当の稚魚が配布される予定だ。
また、3月1日から4月15日までに、地域の小規模養魚場を支援し、食料安全保障を向上させるために、合計1,180,000尾のティラピア、ナマズ、およびミルクフィッシュ(バングス)の稚魚が既に配布されている。ガルシア氏はまた、サマール島アイランドガーデン市にマルチ種海洋孵化場を設立し、ダバオデルノルテのカルメンおよびドゥハリに淡水魚孵化場を設立する予定であることも述べている。
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