サマル島の住民は、ダバオ市まで移動せずとも、社会福祉開発省(以下DSWD)のサービスを利用できるようになる。島内に危機対応チーム(以下CIU:Crisis Intervention Unit)のサテライト・オフィス(衛星オフィス)が設置されることとなった。
DSWDダバオ地方事務所の福祉保護課長ジェマ・D・デラ・クルス氏は、1月8日にサマル島市のトト・T・レイエス市長を訪問した際、この計画を発表した。
サマル島情報局の公式Facebook投稿によれば、「サテライト・オフィスには専任のソーシャルワーカーが配置され、サマル島住民を直接支援するとともに、特に福祉的ニーズの高い人々に対する支援を迅速かつ利用しやすく提供します」としている。
現在、一部の住民はラモン・マグサイサイ通りにあるDSWD地方事務所まで足を運んでいる。新しいオフィスの設置により、地域住民により身近で迅速なサービス提供が可能となり、各種プログラムの実施も円滑になるとともに、DSWDの公共サービスへの取り組みも一層強化される。
CIUは緊急支援を提供しており、洪水などの災害で被害を受けた家庭に対しては、初回の救援物資配布後に金銭的支援を行う「緊急支援金給付(ECT:Emergency Cash Transfer)プログラム」を実施する。また、「危機的状況にある個人への支援(AICS:Assistance to Individuals in Crisis Situations)」も担当し、災害や医療緊急事態、親族の死亡などに直面した人々に対して、金銭的支援や各種サポートを提供している。
さらに、新オフィスでは、避難所にいる住民に対して、メンタルヘルス支援や各種活動などの心理社会的支援も提供される。






