【News】第82回勇者の日(Araw ng Kagitingan)の式典が執り行われる

バステ市長

2024年4月9日は第82回勇者の日(Araw ng Kagitingan)でフィリピンの祝日である。 セバスチャン・ドゥテルテ市長は、式典において犠牲になった人々へ花輪を捧げた。

勇者の日は日本ととても強い関係のある日だ。1942年4月9日第二次世界大戦中に、日本軍がフィリピンのルソン島にあるバターン半島を占領した。捕虜となったアメリカ人、フィリピン人は7万人以上であり、彼らの半分が約120キロメートル離れた捕虜収容所まで徒歩で行進させられたのだ(バターン死の行進)。この行進の途中でマラリアや栄養失調によって多くの方が亡くなった。

勇者の日はバターン死の行進で亡くなった人々を追悼するために制定されたのだ。 セバスチャン・ドゥテルテ市長は、バターンでのフィリピン兵士の闘いや第二次世界大戦中に奉仕した人々の苦労を思い起こした。

これからもフィリピンの自由を守っていくためには努力し続ける必要があり、若い世代の愛国心も育んでいく必要があると語った。今年のテーマは、「勇気ある退役軍人の称賛:団結したフィリピンの礎」であった。中国、日本、インドネシア、マレーシアの各総領事館の代表者と戦後の退役軍人がイベントに参加した。

82年前フィリピンで起こった悲惨な出来事。日本にはこの出来事に関する祝日は制定されていないが、決して他人事ではない。この出来事を伝えていかなければならない。

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