保健省ダバオ地方事務所(以下DOH-Davao)は、ダバオ地方で百日咳の症例が記録された後、さまざまな地方自治体に約60,000回のペンタワクチンが公平に配布されたことを明らかにした。
DOH-Davaoは、地方での百日咳の症例数が52件に達したことを確認した。 ダバオデルノルテ州で20件、ダバオ市で13件、ダバオデオロ州で12件、ダバオオリエンタル州で5件、ダバオデルサル州で2件の百日咳の症例が記録されている。 デイビッド・メンドーサ医師によると、このうち20人の患者が入院治療を受けているとのことだ。 感染者の最年長者は10歳で、最年少者は生後1ヶ月の新生児だ。 すでに感染による9人の死亡が記録されており、そのうち4人が生後2〜4か月の乳児であることが確認されている。
地域の保健部門は、すべての親が子供に予防接種を受けさせ、幼児期から2歳未満の間に予防接種を完了することを奨励している。 今回様々な地域で配布されたペンタワクチンの投与は、6週齢、10週齢、14週齢の乳児を予防接種することを目的としている。また、1歳から6歳までの子供はブースター接種を受けることができる。ワクチンは「DPT」(百日咳、ジフテリア、破傷風)だけでなく、B型肝炎およびインフルエンザB型に対する効果も発揮する。 ダバオ市保健局(CHO)は、様々な病気から子供たちを守るために、予防接種を呼びかけている。
すでに幼い命が失われている。病気の脅威を地域全体で認識させ、子供たちを守っていかなければならない。
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