ダバオバスプロジェクトのインフラ施設(ターミナル、発着所、バス停など)の建設に関する土木工事契約の調印式に続き、ダバオ市政府は運輸省(DOTr)に感謝の意を表し、プロジェクトを予定通りに実施するために必要な予算を保証するよう同省に訴えた。
ダバオバスプロジェクトのマネージャーであるトリスタン・ドワイト・ドミンゴ弁護士は運輸省がプロジェクトのインフラ施設に関する契約書に正式に調印したことに対して感謝の意を示した。同時に、このプロジェクトを予定通りに実行する為に必要な資金が確実に利用可能になるよう、同省に訴えている。 また、ドミンゴ氏はこのプロジェクトがダバオ市だけでなく、近隣の地域にとっても重要であることを強調した。プロジェクトはも成長していく経済と人口増加に対応する高品質のサービス提供を目的としており、ダバオ地域内外での人や物の迅速な移動を促進することが期待される。
プロジェクトには、ダバオ、パナボ、およびダバオデルノルテの主要エリアに接続される29の経路が含まれている。運輸省は2月7日に、ブハンギン、ササ、サントニーニョ、カリナンおよびトリルに位置する5つのバス車庫の設計と建設、カリナン、ブナワン、およびトリルに位置する3つのバスターミナル、ドライビングスクール、バス停、バスレーン、歩行者レーンに関する土木工事契約に署名した。 ダバオバスは2025年第4四半期までに部分的に稼働し、2026年に完全に稼働する予定だ。ダバオで深刻な問題であり、数年前から解決の試みがなされている交通渋滞。予定通りにプロジェクトが進行し、ダバオ市内外の人々の移動がより快適になることを願う。