フィリピン・ダバオ市第1区選出の下院議員、パオロ・プーロン・ドゥテルテ氏は、父であるロドリゴ・ドゥテルテ前大統領が、フェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領の在任期間中は、国際刑事裁判所(以下ICC)の拘束下に留まることを望んでいると明らかにした。
プーロン氏は、オランダ・ハーグで行った記者団への取材の中で、この意向は自身がICCの拘置施設を訪問した際、ドゥテルテ前大統領から直接伝えられたものだと説明した。
「前大統領によれば、『ボンボン(マルコス氏)が大統領である間は、ここに留まるつもりだ』とのことだ」とプーロン氏は語った。
また、ドゥテルテ前大統領の健康状態については「安定しており、医師による適切なケアを受けている」と強調した。
前大統領がフィリピンに帰国する可能性について問われると、プーロン氏は「再びフィリピンに戻れるよう、家族として神に祈り続けている」と語った。
さらにプーロン氏は、前大統領から軍に向けたメッセージも伝えた。ドゥテルテ前大統領は、フィリピン軍(以下AFP)の隊員に対し、常に憲法に忠実であり、国民に奉仕し続けるよう一貫して訴えているという。
前大統領はまた、「もし国民や国家が危険にさらされていると信じるならば、フィリピンとその国民を守るために行動すべきだ」と軍に伝えたとされる。
一方でプーロン氏は、フィリピン国軍の将校であるオーディー・A・モンガオ大佐が、ソーシャルメディア上でマルコス大統領への個人的支持を撤回すると表明した件についても言及した。
モンガオ大佐は、AFP内部の手続きについては把握していないとしながらも、あくまで個人的な立場での支持撤回であれば、それは個人の権利に属するとの認識を示した。
「AFPの手続きについては分からないが、もし個人的にフィリピン大統領への支持を撤回したのであれば、それは彼の権利である」とプーロン氏は述べた。
その上で、モンガオ大佐の軍人としての職務に関わる問題については、AFPの規則および規定に基づいて判断されるべきだと付け加えた。






