【News】フィリピン統計局、2024年1月のダバオ地方のインフレ率は4.4%に低下したと発表

野菜 八百屋

フィリピン統計局(以下PSA)は、ダバオ地方の2024年1月のインフレ率は、2023年12月に5.3%まで上昇した後、4.4%に落ち着いたことを明らかにした。ダバオ地方全体のインフレ率が低下したのは、食品とアルコール飲料の値動きが前月の8.5%から7.4%と低下傾向にあるためである。

食料品とノンアルコール飲料のインフレ率低下の主な要因は、野菜、塊茎、プランテン(調理用バナナ)などの価格がより早く低下したことで、特にタマネギのインフレ率は−10.8%であった。

また、住宅、水道、電気、ガス、その他燃料の年間上昇率は-1.9%から-2.9%、輸送は前月の1.5%から0.2%と鈍化した。レストラン・宿泊サービスは10.5%から10.2%、パーソナルケア・雑貨・サービスでも5.0%から4.6%と減少が見られた。

また、「衣料・履物」は5.8%から5.5%へ、「調度品・家庭用機器・日常的な家庭のメンテナンス」は4.7%から4.1%へ、「健康」は4.5%から4.2%へ、「レクリエーション・スポーツ・文化」は6.5%から6.4%へ、それぞれ減少した。

しかし、食料品の中でも米のインフレ率は高く、今年1月のインフレ率は24.8%と、前月の21.4%から上昇した。情報通信が0.9%と前月の0.8%を上回り、教育サービスのインフレ率は前月の4%を維持した。

インフレ率が低下した州および都市は、ダバオデルノルテの2.9%から1.0%、ダバオデオロの4.7%から4.1%、ダバオオリエンタルの6.0%から4.3%であった。州によっては大きな減少を見せているが、ダバオ地方全体ではまだ上昇の可能性もあるため、市民は経済の安定を望んでいる。

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