ダバオッチでは昨今、玉ねぎ価格高騰や水道代引き上げについてお伝えしてきたが、原油価格も2週連続で高騰を見せている。さらに、昨今の原油価格引き上げを受け、次の1週間にも1リットルあたり2ペソの価格高騰が予想されている。
Effective Tuesday、Caltex、Cleanfuel、Seaoil、Shellといった大手ガソリンスタンドは、ガソリン価格を2.8ペソ/L引き上げ、軽油価格を2.25ペソ/L引き上げる予定だ。さらにCaltex、Seaoil、Shellの三社は、灯油価格も2.4ペソ/L引き上げる動きを見せている。石油産業の専門家は、コロナウイルス蔓延に伴う制限が緩和されたことで石油の需要が急増し価格高騰に至ったと分析している。
2023年1月24日現在、West Texas Intermediate(WTI)は1バレルあたり81.34米ドル、ブレント原油は87.30米ドルで取引されているが、先週は、それぞれ80米ドル、85米ドルを下回って取引されていたという。ドバイ原油は先週1月13日の80ドルから、現在は81ドルとなっている。