【News】若者450人が参加―労働雇用省(DOLE)が職場スキル研修と雇用支援を実施

UMの学生
UMの授業風景

フィリピン労働雇用省ダバオ地方局(以下DOLE-Davao)は、学生向け特別雇用プログラム(以下SPES)の一環として、州内各地で実施された一連のソフトスキルトレーニングを通じ、450人の若者を対象に研修を行った。

この研修は2025年5月6日と13日に開催され、延べ456人が参加した。研修は公共雇用サービス事務所(PESO)、就職支援オフィス(JPO)、および民間セクターのパートナーと協力して実施された。

DOLE-Davaoは、「これらのセッションは、実際の職場環境に備えるとともに、将来の就業に必要な自信や価値観を養うことを目的としています」と述べている。

ワークショップでは、自信の育成、職場でのマナー、時間管理やストレス管理、金融リテラシー、チームワーク、職業倫理などのテーマが取り上げられた。

タギュム市出身の20歳の大学生、アルチン・メイ・L・アベニードさんは「最初は何をすればいいのか分かりませんでしたが、研修を終える頃には、この経験が自分に大きな影響を与えました」と語った。

「研修では職場でのマナーについて学び、公務の現場の現実にも触れることができました。この経験には心から感謝しています。SPESを通じて得た知識や価値観、そして自信は、自分の想像をはるかに超えるものでした」と述べた。

DOLE-Davaoは、今回の研修が参加者に単なる業務遂行能力だけでなく、職場におけるプロフェッショナリズムの本質を理解させるうえでも重要であったと強調した。同局はこの取り組みを、「能力があり、かつ多様な価値観を尊重する人材を育成するための長期的な投資」と位置づけている。

SPESは、経済的に困難な環境にある学生や、就学していない若者に、一時的な雇用の機会を提供し、特に夏休みや年末年始などの長期休暇中に、教育費の支援となる収入を得られるようサポートしている。

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