ダバオ市獣医師会(以下CVO)は、2023年に2138.02キログラムの違法屠殺肉またはホットミートを押収した。CVOの担当官であるコラソン・セプルベダ博士はダバオ市情報局のインタビューに答え、同局は定期的に屠畜場後、市内の公共市場やスーパーマーケットで食肉や食肉副産物の監視を行っていると述べた。
食肉検査証明書は、市場で売られている食肉が食用として安全であることを確認するためのものである。食肉検査証明書を提示できない場合、検査官は食肉製品を没収する。CVOは定期的な監視以外にも、違法に食肉処理された食肉に関する匿名の通報に対応するために検査官を派遣している。
一方、CVOは食肉業者に対し、食肉製品や家畜の屠殺を市内の登録屠殺場で行うよう促している。セプルベダ氏によると、ダバオにはパナカンにある民間の食肉処理場、マアにあるバンケロハン家畜処理場、マラゴス食肉処理場の3つの食肉処理場があるという。
セプルベダ博士によれば、没収された食肉は断罪され、埋められたという。CVOは市民に公共市場、食肉店、スーパーマーケットで食肉や食肉製品を購入する際には、常に食肉検査証明書を確認するよう呼びかけている。安全なお肉を自分自身で手に入れるよう心がけるべきである。
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