
「ber months(9月〜12月)」の到来にあたり、ダバオ市消防局(BFP-DCFD)は、火災予防の観点から、クリスマス用の照明やその他の電飾が安全基準を満たしているか確認するよう市民に呼びかけている。
消防局の広報担当責任者であるラッセル・ジェイク・マラニョン消防官は、装飾品を購入する際は、価格よりも安全性を優先することの重要性を強調。厳格な試験を通過し、品質が保証された「輸入商品許可証(以下ICC:Import Commodity Clearance)」付き製品を選ぶよう勧めた。
マラニョン氏はさらに、家庭での飾り付けが始まるこの時期、過熱や火災のリスクを未然に防ぐため、電気配線の定期的な点検や、使用していない電化製品のプラグを抜くことを推奨した。
ダバオ市では、昨年のホリデーシーズン中に大規模な火災は発生しなかった。ただし、2024年12月27日に発生した小規模な火災は、被害を最小限にとどめ、迅速に鎮火されたと、ダバオ市消防局・防火安全執行課の責任者であるリチャード・D・キボキボ消防上級検査官が述べた。
また、フィリピン貿易産業省(DTI)ダバオ地方事務所も、消防局の呼びかけに同調し、ロメオ・L・カスタニャガ地方局長は、市民に対し、クリスマス用の照明や電気製品を購入する際は「フィリピン規格(PS)認証」またはICCの有無を確認するよう促した。
これらの認証は、フィリピン貿易産業省製品標準局(BPS:Bureau of Philippine Standards)によって発行されており、製品が監査・試験・検査に合格したことを示す品質保証の証である。
当局は、ダバオ市が最もにぎわう季節を迎える中、安全な装飾を選ぶことが事故の防止と火災のない楽しいホリデーシーズンの実現につながると強調した。