【News】ダバオ市内をライトアップするランタン

多くの人には知られていないが、夜のダバオ市をライトアップし、人々に笑顔をもたらす、色とりどりのクリスマスランタンは、市内マア地区にある刑務所の受刑者たちにより作られたものである。

刑務所に関する機関、BJMPダバオの地域社会局チーフである、ロベニア氏はインタビューにてこう語った。「ランタン(フィリピンの伝統的なクリスマスデコレーション。こちらでは“パロル”と呼ばれる。)作りは、何年も前から刑務所内で行われ、伝統となっています。更生プログラムの一環として、毎年、受刑者により続けられています」。

「クリスマスランタンを作り続けてきたことにより、今では、私達のランタンが市内のあちらこちらにあります。離れて暮らしてはいるけれども、私達の家族はそれを見て、私達を思い出すことができます」と、一人の受刑者が、ロベニア氏に話したという。

このことは、受刑者の創造性や更生プログラムの過程を人々に見てもらう、いい機会ともなっている。ダバオ市は300個のクリスマスランタンを注文したが、実際には、限られた時間と人手不足により、250個しか出来上がらなかった。およそ50人の受刑者が、このランタン作りに関わっており、一つ当たり300ペソを受け取る。

また、12月7日には受刑者により作られた商品の展示販売会がBJMPの施設で行われた。貯金箱、バック、財布、ポーチやキーホルダーなどが商品として展示された。販売会が始まってすぐから売れ行きは好調だったようだ。これにより、受刑者は臨時収入を得ることができ、刑務所の外で暮らす家族に何かプレゼントをすることができる。ロベニア氏によると、受刑者がクリスマス気分を感じられるよう、彼らとその家族も一緒にクリスマスパーティを行う予定だとのこと。