ダバオ市と韓国群山市との姉妹提携と農業交流プログラムを具体化するための条例制定が決議された。農業委員会委員長のマリッサ・アベラ議員は、4月30日にこの決議案を可決した。
「ダバオ市と群山市の姉妹提携と農業交流の設立は、優れた技術や情報を共有するためにどちらの市にとっても有益である」と決議文は述べている。この協定により、人々の交流を通じて農業の持続可能性を促進する取り組みが最大限に活用されると予想されている。
韓国国際協力団(以下KOICA)がダバオ市のカリナン地区で調査プロジェクトを進行している。 KOICAはミンダナオ開発庁(MinDA)と提携し、再生農業の実践に関する調査を行っている。再生農業は、土壌の肥沃度、生態系の回復、資源の効率的な利用などを考慮し、気候変動に対する耐性や適応性を高めることを目指す。
また、このパートナーシップによって、韓国がダバオからのドリアンを輸入するようになることが期待されている。ダバオのドリアンの品質が韓国の基準に合格すればそれが可能になる、とアベラ議員は述べている。
2018年から、韓国がドリアンの輸出先の候補として高まっており、駐フィリピン韓国大使が韓国の人々は間違いなくドリアンが好きだと語っているほどだ。(下記ダバオッチ記事より)今回の韓国とダバオの姉妹提携、農業交流プログラムにより、ダバオのドリアンが韓国に輸出され、経済がより発展することに期待が高まる。
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