韓国のカンガルーブッククラブは11月7日、ダバオ市バンカルにあるダバオ市立特別高等学校の図書閲覧センターに40万ペソ相当の本と本棚を正式に寄贈した。校長は学校の読書習慣と理解力を確実に発展させ、向上させること、そしてこの図書館を機能させることを約束した。
式典では、韓国からの訪問者と聴覚・視覚障害の生徒による特別なパフォーマンスが披露された。同校では基礎教育の学習者とその地域社会に読書の習慣を身につけさせ、読書文化を根付かせることを目的として毎年11月に「全国読書月間」を開催する。この式典は、ちょうど「全国読書月間」を開始したところであったため、タイムリーでもあった。
ダバオ市立特別高等学校の先生と生徒たちは大きな図書館を持つことを夢見ていたために、ジャネス・ムサ校長2世は、カンガルーブッククラブがダバオ市立特別高等学校を同クラブのプログラムの寄贈先として選んでくれたことに感謝の意を表している。
韓国はダバオとのパートナーシップに意欲的な姿勢を見せるなど積極的な交流や支援を望んでいる。投資や観光業での協力にとどまらず、教育面での協力も増えれば、若い世代が長きにわたって交流できるため、今後の韓国とダバオ市の関係性に注目である。
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