【News】国内でオミクロン株感染者を確認もダバオ市の新型コロナウィルス新規感染者はゼロ

ダバオ市役所

2021年12月20日(月)、フィリピン保健省ダバオ支部はダバオ市及び、ダバオ地方の3つの州で19日(日)に確認された新型コロナウィルス新規感染者が0名であることを報告した。フィリピン国内では日本から帰国したフィリピン人らからオミクロン株が確認されるなど、警戒が強まっているが、ダバオ地方の新規感染者は減少傾向にある。

同省によると、19日(日)に新規感染者が0名であったダバオ地方の州はダバオオリエンタル州、ダバオデルスル州、ダバオデオロ州とダバオ市であるという。それ以外の州ではダバオオキシデンタル州が4名、ダバオデルノーテ州で1名の新規感染者が確認されたが、ダバオ地方全体では新規感染者数は減少傾向にあり、死者も確認されておらず、現在治療、療養中の人は665名で21名が回復したという。

ダバオ地方全体での病床の空き状況は、集中治療室が62.8%、隔離用が77.7%、一般病棟の病床で81.6%であり、人工呼吸器は65.3%が利用可能であると報告されているように新規感染者の減少で医療体制にも若干の余裕が生まれている。また、ダバオ市の新型コロナウィルスタスクフォースは市内の陽性率が0.5%であることも報告しており、一時期の20%~30%から大幅に改善されている。

ダバオ市の新型コロナウィルスタスクフォース報道官は、陽性率が改善されている状況に関して、ダバオ市民が協力的かつ規律を持って行動している結果であり、引き続きマスクの着用、ソーシャルディスタンスを保つこと、手洗いやうがい等、最低限の予防対策を実施して欲しいと述べている。フィリピンではクリスマス前の帰省ラッシュが続いており、大人数で集まる機会も増えることから警戒を呼びかけられている。

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