【News】国際協同組合デー・ダバオ市の協同組合が地域経済と若者の未来を支える

ダバオ市内

ダバオ地方には合計1,800を超える協同組合があり、そのうち846団体がダバオ市に登録されている。これは同地方の協同組合のほぼ半数を占めており、ダバオ市はミンダナオにおける協同組合主導の開発推進において中心的な役割を果たしている。

これらの数字は、6月23日にSMシティ・ダバオのアネックスで開催された「Kapehan sa Dabaw」フォーラムで、協同組合開発庁(以下CDA)第11地方事務所とダバオ市協同組合開発事務所の関係者によって共有された。

CDA上級専門家のミラフロール・トロシオ氏は、ダバオの協同組合は単に数が増えているだけでなく、市民に不可欠なサービスや経済的機会を提供し、その影響力を着実に拡大していると述べた。

ダバオ市で特に活発な協同組合の種類として農業協同組合、信用・貸付グループ、運輸協同組合を挙げ、これらが地域開発や組合員の自立促進に重要な役割を果たしていると説明した。

一方、CDA第11地方事務所のマリア・テレサ・B・デイブ氏は、正式な登録の重要性を強調し、登録された協同組合のみが政府の支援プログラムの対象になると警告した。また、組織を偽って協同組合と称することは共和国法第9520号の違反であり、法的処罰の対象となることを市民に注意喚起した。

「国際協同組合デー」を祝して、7月5日にフリーダムパークからリサール公園までパレードが開催され、市内のさまざまな協同組合が参加する予定である。このイベントは、持続可能で包摂的な発展における協同組合の役割への理解を深めることを目的としている。

主催者はまた、若者の参加を促しており、協同組合を通じてフィリピンの若者が起業精神を学び、社会的企業に携わり、地域社会に積極的に参加する機会と位置づけている。

「協同組合がより良い世界を築く」というテーマのもと、今年の祝賀行事は、フィリピンおよび世界各地で人々を中心に据えた強靭な経済の形成における協同組合の役割の拡大に焦点を当てている。

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