【News】ダバオライトの北部ダバオ電気協同組合買収に反対、タグム市で行進と集会が行われる

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2023年3月20日、北部ダバオ電気協同組合(Nordeco)の会員である消費者ら数千人が、Davao Light and Power Company(以下DLPC)のフランチャイズ地域における買収に抗議するため、ダバオデルノルテ州タグム市の通りを行進した。

全国電気協同組合センター(以下NCECCO)と電気協同組合民営化反対連合(以下CAPECs)は、この運動を支援している。CAPECsによると、ダバオデルノルテ、ダバオデオロ両州から4,000人が行進と集会に参加したと推定されている。

この集会では、異なるセクターの登壇者が口々に、DLPCにタグム市、サマル島ガーデンシティなどのNordecoのフランチャイズ地域を引き継がせようとする下院の4法案を非難した。この他にも、参加者らはDLPCの進出に反対するマニフェストへの署名も行った。

NCECCO事務局長のEdgardo Masongsong氏はこのイベントの意義を、「Nordecoの20万人の会員消費者が、所有している協同組合を支持するよう教育するためのきっかけ」として位置づけた。

「我々はもはや中立ではいられない。民衆のためか、民営化のためか、どちらかを選ばなければならない」と、Leyte III Electric Cooperative IIIとDon Orestes Romualdez Electric Cooperativeの総支配人であるAllan Laniba氏も語る。

CAPECsはマニフェストの中で、Nordecoのフランチャイズを尊重すること、フィリピン政府がNordecoを優先し平等に扱うこと、買収は最終的に民間企業の独占に繋がることなど、いくつかの再提案を行なった。

サマル島の電力問題で非難を浴びていたNordecoであるが、それ以外にも主張の擦り合わせや運動など、対外的な問題が山積しているようだ。消費者個々人も難しい判断を迫られている。

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