【News】ダバオ市議会、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の逝去を受けて、敬意を表す

サンペドロ教会
サンペドロ教会

2025年4月22日、ダバオ市議会の第20期は、サングニアング・パンルンサッド(市議会庁舎)で行われた定例会において、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の逝去を悼み、1分間の黙祷を捧げた。

また市議会は、教育・科学技術・芸術文化委員会委員長のピラール・ブラガ議員が提案した、教皇の逝去に際し、ダバオ大司教区に哀悼とお悔やみの意を表す決議案を、全会一致で可決した。

ブラガ議員は、フランシスコ教皇を「希望と慈しみの灯火」であり、「世界中の何百万人もの人々の心に触れた存在」と称えた。さらに、環境保全、人間の尊厳、そして社会正義に対する教皇の揺るぎない取り組みを高く評価した。

「謙虚さと優しさを通じて、フランシスコ教皇は、私たちは皆、神の子であり、愛と敬意に値する存在であることを思い起こさせてくださいました」と述べ、教皇のリーダーシップが、慈悲、赦し、そして包摂性を促進することで、教会に新たな活力をもたらしたと語った。

「教皇は、分断された教会の傷、貧しい人々や忘れ去られた人々の痛み、そして、より慈悲深く、人道的で、キリストに倣った世界への希望という重みを背負っておられました。華美さが求められる立場にありながらも、あえて質素な道を選び、真の権威とは謙虚さの中にあることを世界に示されたのです」と強調した。

ダバオのロムロ・バレス大司教は、教皇に捧げられた特別ミサの中で、深い悲しみを述べるとともに、フランシスコ教皇の肖像がサン・ペドロ大聖堂に掲げられ、信者たちが祈りを捧げることができるようになると発表した。

フランシスコ教皇は、2025年4月21日、脳卒中と心不全のため、88歳で帰天された。

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