
ダバオ市では、労働雇用省(以下DOLE)とダバオ市政府の協力による「学生雇用特別プログラム(以下SPES)」を通じて、約600件の学生向けの仕事が提供されている。
2025年4月3日のISpeakメディアフォーラムで、公共職業安定所(PESO)のSPES担当者であるシャーリー・サヒッド氏は、615の募集枠のうち、465件がDOLEの支援を受けており、ゴールデン・パスウェイズ、マクドナルド、ジョリビー、ダバオ・ガイサノモール(Gmall)などの民間企業と提携していることを共有した。
またダバオ市政府では、公共部門の仕事を希望する学生向けに150の枠を提供している。
このプログラムは、優れた学生や学校に通っていない若者に、就労経験と経済的支援を提供することを目的としている。
応募条件は15歳から30歳の間で、大学を卒業していないこと、また家計の収入が年間168,000ペソ以下であること。
応募を希望する学生は、オンライン登録をし、PESO本部で評価を受ける必要がある。登録は土曜日から開始されるため、応募希望者は早めに手続きを完了することが求められる。
勤務時間は雇用先によって異なり、民間企業の従業員は4時間、公共部門の従業員は8時間勤務となる。勤務期間は雇用先の要望に応じて22日から78日までの間となる。
公共部門で支払われる日給は369ペソ、民間企業では日給306ペソの予定。支払いは直接学生に行われる。
応募には、出生証明書(PSAまたはLCR)、1学期の成績証明書、低所得証明書(該当の場合)、2×2インチの証明写真が必要。
詳細についての問い合わせは、PESO本部まで。