タグム市出身の68歳のサイラス・アシス氏は、2024年の司法試験をダバオ市バンカルにあるアテネオ・デ・ダバオ大学シニア・ハイスクールキャンパスで受験した。医学博士であるアシスさんは、現在弁護士になることを望んでおり、年齢に関係なく夢を追い続けることを推進している。
「遅すぎることはありません。決意さえあれば夢を追い続けてください」とアシス氏は語った。アシスさんは、9月8日、11日、15日に行われたデジタル化された司法試験の3日目を終えた一人であり、今年はフィリピン全国で12,000人を超える法学部卒業生がこの試験に登録したという。
また、3児の母である36歳のチャリティ・アディル氏も司法試験を受けた。育児をしながら試験に備えることは進めるのは難しかったと語っている。アディルさんは準備期間期間がわずか2ヶ月しかなかったため、試験が非常に難しかったと話し、今年の試験は特に状況シナリオ、裁判手続き、証拠に関する問題が多かったと述べている。
試験期間にはフィリピン沿岸警備隊、消防局、市の災害リスク軽減管理事務所など、さまざまな機関から約300人の職員が派遣された。タロモ警察署のジェネシス・オリエル少佐は、試験中には特に事件はなかったと報告している。
司法試験の結果は12月に発表され、宣誓式と弁護士名簿への署名は2025年1月に予定されている。