【News】ダバオ市アグダオパブリックマーケット、賃貸料の値上げと市場拡大の懸念を明らかに

アグダオマーケット
アグダオ公設市場の豚肉

数ヶ月の閉鎖期間を経て、新しく近代的なアグダオ公設市場が2023年11月15日にオープンした。アグダオパブリックマーケットの一部では冷房が設置されている。

アグダオ公設市場の担当者は、賃貸料金の値上げは建物の拡張によるものだと明らかにした。ダバオ市災害ラジオ(DCDR)のラジオインタビューで、市場の監督者であるゲラルド・カスティーヨ氏は、業者から寄せられた懸念について語った。 しかし、カスティーヨ氏は新ビルに移行する前に、すべての業者は更新される賃貸料金について説明を受けているはずであると説明した。

また、市場の外にも多くの路上販売を行っている商人等がおり、アクセスが良いため、顧客はそちらで商品を購入することが多いそうだ。これが増えると、建物の中にあるお店の売り上げに悪影響を及ぼすため、アンシラリーサービスユニット(ASU)、市交通管理局(CTTMO)、近隣のバランガイは、物売りが市場の外に集まるのを阻止するために努力している。

また、アグダオパブリックマーケットの行商人たちから寄せられた収入減少の懸念に対し、第20回市議会は、彼らの陳情を承認した。肉や魚を購入した客は、次に野菜を求めることが多い。そのため、場所による制約によって売り上げに伸び悩む2階では、これまで許可されていなかった野菜の販売が今回の市議会の可決によってできるようになったという。

収入が減っているなか、賃貸料金の値が上がったとしたら、いくら施設がきれいになったとしても、販売者たちは離れて行ってしまうだろう。市場の管理者等は、販売者あってこその市場であることを再認識せねばならない。

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