ペンタバレントワクチンが不足している地区での今後の予防接種強化のために ダバオデルスル州はダバオ市のバランガイに950のワクチンを提供すると約束した。 ペンタバレントワクチンは複数の疾患に対する予防接種を1つの注射で行うためのワクチンであり、特に小児期における病気を予防するために使用される。
市保健局(以下CHO)の職員によると、ダバオデルスル州は、保健省ダバオ支部(以下DOH-Davao)を通じて、ダバオ市に約950本のペンタバレントワクチンを提供する予定である。 CHO技術部門のジュリンダ・アコスタ部長は、4月18日に、同市がDOH-Davaoにペンタワクチンの増産を要請したことを明らかにした。その要請を受け、ダバオデルスル州はワクチンを提供することになったという。
これらのワクチンは、4月最終週に実施される定期予防接種強化(PIRI)に向けて、ワクチンが不足しているバランガイのワクチン在庫を補うために使用される。 CHOは、余分なワクチンを持っているバランガイや地区が、供給不足の地域にワクチンを提供できるように、調節を行なっている。
CHOは、接種が子どもたちの福祉のために不可欠であることを知らせるために、市民、特に親への説明と情報提供を強化している。アコスタ氏は、市内で入手可能なワクチンは「安全で、効果的で、質の高い」ものであり、地域の最寄りの保健センターで一般市民が無料で入手できると断言している。また、ワクチンは40年前から存在し、そのおかげで予防可能な病気の発生率や死亡率が減少したと述べている。
ダバオ市ではすでに2件の百日咳患者が確認されており、議会は百日咳と闘うために早急に予防策を講じるべきだ。フェイスマスクの着用、子供への予防接種、社会との距離の取り方、衛生状態の維持、百日咳の症状がある場合は医師に相談することが推奨されている。
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