市民防衛局ダバオ地方事務所(以下OCD11)は、国家災害管理評議会(National Disaster and Management Council)の指示による第1四半期の全国一斉地震訓練を開始する。OCD11ディレクターのエドナル・ダヤンヒラン氏は、リサール・メモリアル・カレッジ社(以下RMC)で地震訓練を試験的に実施し、学校で避難訓練を実施する前の基礎とする予定であると述べた。
学校にはグループとしての力学があり、理事会や災害対策チームもある。また、ダヤンヒラン氏は地震において被害を受けやすいのは学生たちであると述べた。RMCでの地震訓練が評価され、今後、他の学生たちの避難訓練の見本となる。
ダヤンヒラン氏は、現在ダバオ地方には高い建物や施設があるため、様々な大学やカレッジが地震の危険にさらされる可能性があると強調した。同様に、OCD11は、教育省および高等教育委員会傘下の教育機関に対し、インシデント・コマンド・システムの訓練を行い、さらに、キャンパス内の教育者が学生を保護するスキルを有しているかどうかを調査するため、対応部隊を組織する予定である。
全国一斉地震訓練は、ダバオ地方の44の国家機関および54の地方自治体単位と協力する。ダバオ地方では昨年は大きい地震が複数あり、それに伴う自然災害も発生した。地震が起きたときに、命を守る行動を取ることができるかは日々の訓練の成果が問われる。また地震に強い建物や道路をつくることも重要な地震への対策となる。
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