2023年10月4日夜7時21分頃、ダバオ地方全域を揺るがしたマグニチュード6.4の地震は、特にダバオオクシデンタル州と最も強い揺れを感じたダバオデルスル州のほとんどの地域に軽微な被害をもたらした。
市民防衛局ダバオ地方事務所(OCD11)のフランツ・イラク業務担当官は、ダバオ地方の各州や市町村から提供される被害総額をまだ更新していないことを明らかにした。しかし、イラク氏は、初期のモニタリングでは、これらは建物や施設のひび割れなどの軽微な被害であり、地震の深さが139キロであったため、大きな影響はなかったと述べた。
OCD11は、アサンプション大学とクロッシング・バヤバス国立高校の生徒14人が強い地震により入院したと報告した。さらに、ダバオオクシデンタル州は、校舎診断のため、公立・私立学校ともに州全体の授業停止を発表した。しかし、死傷者はいないことは明らかになっている。
OCD11は直ちに最新の報告書を発表することを確約している。引き続き地震が起こった時の対応指導や余震への注意などが欠かせない。自分の身は自分で守れるように、日頃の訓練が重要となる。
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