ミンダナオ大学世論研究所(以下UM-IPO)が実施した調査によると、ダバウェニョ(ダバオ市民)の半数近くの46%が今後5年間で地域経済と生活の質が大幅に改善すると予想しており、約30%が現状から若干の好転を予想している。しかし、12.6パーセントの人々は、状況は変わらないと悲観的な見方をしている。
この調査は2024年1月25日から2月10日にかけて実施され、信頼度95%、誤差2.5%を順守し、詳細な分析のために有効回答者1,190人を得た。UM-IPO所長のジョン・ヴィアン・ムルシア博士は、ダバウェニョは生活の質が十分であるため政権が変わっても慎重な傾向があると述べた。
ダバオ市の公共サービスと将来性については、市民の35.8%が医療、教育、交通にそれなりの満足感を示し、29.6%がこれらのサービスを「良い」と評価している。同様に、雇用機会に関しても、41.1%が中程度の満足度を示している。楽観的な見方とは裏腹に、少数派は潜在的な低下を予見している。
ダバオ市がその発展と成長において極めて重要な局面を迎えている今、この調査は生活の質と経済状況の両方を改善するための協力的な取り組みの重要性を強調している。市民の間で指摘されている楽観主義が、今後数年間で具体的な前進につながるようにする必要がある。
【News】フィリピン人の約半数が「貧困である」との自己評価、世論調査で明らかに
【News】フィリピンで成人の7%が海外就労を希望と世論調査で明らかに、最も人気の就労先はカナダ
【News】ダバオの情報ポータルサイト「ダバオッチ」でサポーター募集開始!