共和国法11982は、RA10868(2016年センテナリアン法)の適用範囲を拡大し、高齢者は80歳から95歳まで5年ごとに1万ペソの現金贈与の資格を得る。拡大された法律の下で、100歳の高齢者は、以前のセンテナリアン法に記載された規定を維持し、10万ペソの現金贈与を受けることができる。
「センテナリアン法の対象拡大は、フィリピン人の思いやりという特質へのオマージュであり、高齢者ほど親切で愛情のこもったケアを受ける者はいない」と、フェルディナンド・マルコス大統領は同法への署名の際に述べた。
下院高齢者委員会委員長のロドルフォ・オルダネス議員は、2024年国家予算が成立しているため、新法の財源は2024年一般歳出法の未計画資金から取ることができると述べた。副大統領府の下にある国家高齢者委員会が新法の実施機関である。法案を提出したイミー・マルコス上院議員は、これは高齢者が基本的な生活必需品を購入するための助けとなり、さらに100年以上長生きするためのインスピレーションになると述べた。
フィリピン統計局は、社会福祉開発省、内務自治省、情報通信技術省とともに、高齢者受給者を容易に登録・特定するための高齢者データ管理システムを構築する。80歳以上の高齢者の人数は未だ調査中であるが、全ての高齢者が少しでも不自由なく暮らせるため、そして多くの国民が長生きしたいと希望を持てるような法になってほしい。
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