【食べる】飲み会に欠かせない!ダバオのおつまみ(プルタン)正直レビュー

おつまみ

こんにちは! ダバオッチ編集部のミズキです。コロナ禍の規制が以前より緩和され、外に出やすくなった今、やっと解禁されたことといえば……そう、飲み会です! ここダバオ市でもパンデミック以前と現在とでは飲み方が変わってきたらしいのですが、それでもお酒が大切な娯楽であることは変わりありません。

今回は飲み会に欠かせない、Pulutan(プルタン、フィリピノ語でおつまみのこと)を調査しました。奥深いプルタンの世界をとくとご覧ください!  (編集部がビールをちびちび飲みながら独断と偏見によるプルタンレビューもつけましたので、ご参考までに。)

お菓子編

マン フアン(上段の緑の袋)、ボーイ バワン(中段左の黄色い袋)、アドボン マニ(下段左の小袋詰め合わせ)、ナガラヤ(下段中央の黄色い袋)、チッピー(下段右の青い袋)

Mang Juan / マン フアン

☆3.5/5.0

まずはこちらのマン フアン。サクッとした食感と優しい香り、しょっぱい後味が特徴的な野菜チップスです。瓦のような形をしていますね。噛み締めると広がる野菜の風味がクセになります!!

次に紹介するチッピーをこれで挟んで食べると言う食べ方も、即興で考案されていました(笑)。口寂しくなると口に入れたくなる、定番の美味しさで、お酒にも合います!ということでこれを☆3.5の基準として他のプルタンをレビューしていきます。

Chippy / チッピー

☆4.5/5.0

続いてはチッピー。今回は青色のパッケージのチリ&チーズ味を購入しました!マン フアンに比べて1個当たりのサイズは小さめで、薄くパリパリした食感です。コーン油で加工されているとのことで、この味、この食感。とてつもないデジャブを感じる味わいだと思っていたら、とんがりコーンでした。

感覚としては、ほとんどとんがりコーンです。これはお酒に合う……!お行儀はちょっと悪いですが、一気に口に詰めてもぐもぐするしてからお酒で流し込むも良し、ちまちまつまみつつお酒を呷るも良し。かなり高めの評価になりました。

Boy Bawang / ボーイ バワン

☆4.0/5.0

お次はボーイ バワンです! バワン(フィリピノ語でニンニクを意味する)と名付けられただけあり、口の中に入れた瞬間に広がる圧倒的なニンニクの香り! ガツンと来ます。

これはお酒が欲しくなると思いながら、ついつい手が伸びてしまいます。サイズも小さめで食べやすいです。ただし、本当に、本当にニンニクが容赦無く鼻に抜け、口にも留まります。この後予定があるときは、食べない方が無難でしょう。

食べどころが限定されすぎる点だけがネックですが、お酒のお供としては最高と言っていいでしょう。ということで星は4つです!

Adobong Mani / アドボン マニ

☆3.0/5.0

次はアドボン マニ。薄皮付きのピーナッツです。マニというのはフィリピノ語でピーナッツという意味で、アドボは調理法です。

お味の方はというと、塩味が効いていて絶妙です。今回購入したのは、コメダ珈琲店の豆菓子くらいの袋が繋がっているタイプだったので、小袋を開けて一気に口に流し込む、なんて食べ方も。これがまた、一気に食べるのにちょうどいい量なんです。

ピーナッツ、ビール、ピーナッツ、ビールの無限ループが完成してしまいますね。日本で言うところの枝豆的なポジションでしょうか。番人が程よく好きな味、ということで☆3.0に落ち着きました。

Nagaraya / ナガラヤ

☆2.5/5.0

こちらのナガラヤも、アドボン マニと同様、ピーナッツのプルタン(おつまみ)です。先ほどは袋がコメダの豆菓子と言いましたが、こちらは中身がよく似ています。

プルタンにしては珍しく、しょっぱいと甘いが半々くらいでした。とっても美味しいのですが、お酒のお供かと言われると「?」。やや塩味が足りないという印象です。おやつとしては家に5袋くらい常備して、ことあるごとに食べたいくらい大好きな味・食感なのですが……。

ということでプルタンとしての評価は辛めの☆2.5です。おやつレビューだったら4.5の強者でした!

ストリートフード編

手前から時計回りに、クウェク クウェク、キキアム、ソースを挟んで再びキキアム、ホットドッグ

Kikiam / キキアム

☆3.0/5.0

ストリートフード編に入りました。最初はこちらのキキアム! 魚のすり身を茹でたものに、衣をつけてさらに揚げるという、なんとも手の込んだ一品です。

比較的淡白なお味に、魚のすり身特有のしっとりとした食感が、甘めのソースと相まってまとまったハーモニーを奏でます。かなり濃い味のスナックとビールの往復に舌が疲れたときに、これを食べて一息つきたくなる。そんな安心感を覚えました。

ただ、メインを張れるか? と言われると必ずしもそうではなさそうです。ポテサラくらいのポジション感でしょうか。名脇役と言うことで、星は3つです!

Hotdog / ホットドッグ


☆2.5/5.0

ストリートフードのプルタン2つ目は、ホットドッグです! 「これがホットドッグ?」と思われるかもしれませんが、ここではホットドッグ=ソーセージとして売られていることもしばしば。そういう名前の別料理と思った方がいいかもしれませんね。

さて、今回飲んだのはビール。ビールといえばソーセージ。ソーセージといえばビールです(ど偏見)。きっと、いや絶対にお酒に合うに違いない! 絶大な期待を背負った、丸くて赤いホットドッグのお味は……。

うーん……。決して不味くはないのですが、パリパリ感と塩気が足りない、と言うのが率直な感想でした。シェウエッセンで舌が肥えすぎたとも言います。ということで、評価は☆2.5とかなり厳しめ。

Kwek Kwek / クウェク クウェク

☆4.0/5.0

今回試したものの中でラストを飾るのは、クウェク クウェク! 固茹でのゆで卵にオレンジ色の衣を付けて揚げた一品です。

一言で言うとボリューミー。こちらもキキアム同様、ソースにディップして食べるのが一般的。衣は薄めで塩気があり、中のゆで卵とよく合います。1つ食べると結構お腹に溜まるので、他のプルタンやお酒との兼ね合いが重要です!

絶対に外さない、ガッツリ目のプルタン。ソースのバリエーションで如何様にも化けそうなポテンシャルをヒシヒシと感じました。よって高めの☆4.0評価です!

今回食べられなかったプルタンたち

フィリピンのプルタンはまだまだこれだけではありません。今回は入手できませんでしたが、いくつかおすすめされたものをここに記しておきます。

Isaw / イサウ

豚や鶏の腸を蛇腹折りにして串に刺し、タレをかけて炭火で焼いたプルタン。しっかり処理されていれば臭みもなく、独特の食感とタレの濃い味を楽しめます。お米にもビールにもばっちり合うオールラウンダーです。

Calamares / カラマレス

イカリングです。日本のイカリングと違うのは、衣自体にしょっぱい味付けがされている点。フライというよりは、ゲソの唐揚げに近いかも……? しょっぱい揚げ物を肴に酒を飲みたいというのは、フィリピンでも変わらないようです。

Kropek / クロペック

平べったい方のえびせんです。とはいえ「やめられない、止まらない」はこちらにも当てはまるでしょう。様々なフレーバーがあるそうです。揚げたものを買うより、揚げる前のものを買い、自分で揚げる方が割安でおすすめ。

まとめ

ここでまとめられたのは、フィリピンのおつまみ事情のほんの一部。まだまだ紹介しきれなかったおつまみは沢山あります! また、今回はビールでおつまみ力を判定しましたが、お酒の種類が変わると星も変動するかもしれません。ぜひ実際に来て、お気に入りのプルタンを見つけてくださいね。

〜プルタンランキング〜

1. Chippy / チッピー
2. Boy Bawang / ボーイ バワン
3. Kwek Kwek / クウェク クウェク
4. Mang Juan / マン フアン
5. Adobong Mani / アドボン マニ
6. Kikiam / キキアム
7. Nagaraya / ナガラヤ
8. Hotdog / ホットドッグ

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