【News】洪水の後に残された「あるもの」に対し環境団体がコメント

4月10日土曜日の夜、ダバオ市に大雨が降り、洪水が一部発生した。市内の一部箇所ではひざ下まで水位が上がったが、避難指示などは出されなかった。しかし、水が引いたあとに「ある問題」が発生し、環境団体がコメントを出している。

ダバオ市を拠点に活動する環境活動家は、4月10日の洪水の翌日(4月11日)、コメントを出した。まず、環境団体Interfacing Development Interventions(Idis)の最高責任者であるMark Penalver氏は、「4月10日の洪水は、見るに心が痛み、とても残念な状況でした。洪水が去った後の状況に違いは何もないのです。洪水によって運ばれてきた多くのごみ(そのほとんどはプラスチック)を見るに、明らかに問題だと感じます」と語った。そして続けて、「この惨状を見れば、どれだけ市内で発生する洪水にプラスチックが影響しているかが分かります。さらに、どれだけ多くのプラスチックが市内で生成されているか、どれだけ市やコミュニティがゴミ処理を誤っておこなっているかも分かります」と語り、ダバオ市のプラスチックゴミの現状について指摘した。そして、政策立案者に対し、プラスチック汚染に対応する「もっと厳しい」方針を出してほしいと声にした。

また、環境団体Sustainable Davao Movement(SDM)もまた、同じ4月11日にコメントを出し、ダバオ市のゴミ処理や排水設備が不十分であることを指摘した。さらに、都市化によって木々やオープンスペースが減ってきていることについても言及した。そして、「ダバオ市は長年洪水対策に取り組んできた。しかし、昨夜のあの有様は、ダバオ市がこれからも対策を万全なものにしていくのに時間がかかることを物語っている」と述べた。

さらに、同団体は、市民に対してもコメントすると、「市民もまた責任を持って行動しなければなりません。プラスチックを蓋のついていなかったり、近隣にあったりする排水口に捨てることは絶対にやめていただきたい」と語った。

市民一人ひとりの意識と行動によって、この問題の解決は導かれるかもしれない。新型コロナウイルス対策ももちろんだが、美しいダバオ市を守るためにも、市民で協力していければと思う。