【News】サラ・ドゥテルテ氏、来学期からは対面授業を再開させる予定と公言

サラ・ドゥテルテ市長

2022年6月20日(月)、19日に副大統領就任式及び宣誓式を無事に終えた、ダバオ市長で次期副大統領のサラ・ドゥテルテ氏は、ダバオ市の国旗掲揚式に参加し、来期からは公立学校の対面授業を全面的に再開することを目指していると集まった市民の前で語った。

次期マルコスジュニア政権で、サラ・ドゥテルテ氏は副大統領の他、教育相を兼任することが内定しているが、国旗掲揚式に集まった市民に対して、副大統領就任式及び宣誓式が無事に終わったことへの報告と感謝を述べ、8月から始まる新学期に向けて、全国で対面授業を再開させる準備をしていると述べている。

対面授業の再開に向けては、6月25日にドゥテルテ政権で教育相を務めたブリオネス氏とマニラで話し合い、大臣としての引き継ぎも行われる予定で、サラ氏はダバオ市長としての経験を活かして、様々な関係者から話を聞き、相談して方針を決めていきたいと話している。

フィリピン政府は、2020年のパンデミック宣言以降、国内で発生した新型コロナウィルス感染症対策として、対面式のクラスを一切中止し、新型コロナウィルスの蔓延を防ぐためにオンラインおよびモジュール式のクラス授業を実施してきた。また、ワクチン接種が開始されて以降、2021年の後半になってようやく一部の学校で対面授業を再開した経緯がある。

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