【News】ダバオ市議会、デジタル化の推進により開会中の紙の使用量95%削減を目指す

市役所

第20回ダバオ市議会は、紙の使用量を9000ページから500ページに削減するための試運転を執り行った。2023年2月14日から議員らは開会中に自分のノートパソコンを使って議案ごとの条例・決議・委員会報告書やその他追加書類のコピーにアクセスすることになっている。

市議会は毎週定例会を開催しており、「議会は毎回9000枚を超える紙を使用している。そのため我々の目的は環境保全である」とダバオ市情報技術委員会の委員長Bonz Andre Militar氏は述べた。

環境委員会委員長のTek Ocampo氏は、開会中のノートパソコンの使用は環境に良いだけでなく、議員らが参照や質疑のために様々な文書にアクセスするための利便性をもたらすと語る。「私にとって、ノートパソコンの使用はより便利で素早い方法だ。文書のリンクが既に提供されているので、我々は簡単に全ての文書にアクセスできる」と同氏は述べた。

2018年には市議会は紙の使用量を80%削減するため、会期中に議員が使用するノートパソコン27台(130万ペソ=約316万円相当)を購入した。現在はシステムが開発され、全ての文書がアップロードされ、全ての議員とその従業員らが会期中にアクセスできるようになっている。一方で全ての条例・決議・委員会報告書のコピーは、一般利用のために議員秘書課に請求される必要がある。

「全ての段階を完璧にしたいので、突然ではなく、段階的に事を進めている」と文書のデジタル化の提案者であるMilitar氏は語った。同氏は市議会のウェブサイトポータルを再開発し、市民の情報へのアクセスをより良くすることも視野に入れている。

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