【News】フィリピン、ミス・ユニバースでトップ16入りを逃し、ダバオ市民ファン落胆

フィリピン国旗

フィリピン人出場者が今年度のミス・ユニバース決勝にて12年ぶりにトップ16入りを逃し、ダバオ市民ファンは、国代表を決める基準を改めるべきだと見解を示している。フィリピンはVenus Raj氏が4位を獲得した2010年以降、ミス・ユニバース決勝戦において確固たる地位を築いてきた。2015年にはPia Wurtzbach氏が、2019年にはCatriona Gray氏が見事優勝を飾っている。

しかし1月14日に開催された2023年大会では、実に12年ぶりにトップ16入りを逃す結果になった。本大会の熱烈なファンであるAmbutong氏はフィリピンの断続的な好成績が途切れてしまったことに悲しみを示しつつも、今年度代表を務めたCeleste Cortesi氏に賞賛を送っている。

同氏は「ミス・ユニバースで受賞できなかったことについて、私は彼女に責任を感じてもらいたくありません。私は単に組織が任務を全うし、新しい女王を探すのに務めてほしいと思うだけです」とコメントしている。もう一人の大会ファンであるJamito氏も、フィリピンはより強く、代表をより緻密に選ぶようになることで、ミス・ユニバースに返り咲くだろうと期待を寄せている。

一方で、美容家のTan氏は今年度のミス・ユニバースの運営は歴代タイトルホルダーとは違う特徴を持つ女性を選出したかったはずなので、Cortesi氏がより多くの賞賛を受けることを期待していたという。同氏は「ミス・フィリピンの組織がそのスタイルを変えることを期待している。現組織はミス・ユニバースに値する個性を有していません。今年受賞したミス・アメリカは非常にアイコニックで自信に溢れる強い女性を代表していました。それはタイトルを得る前からずっと行われていて、最終的にミス・ユニバースでの好成績に結びついたといった様な感じでした」と述べている。

多様性が尊重される現代社会において国代表選出はとても重要なプロセスだ。ミス・ユニバースが画一された美の基準に則した「ルッキズム」の土壌にならないよう、フィリピンだけでなく世界的に常に価値観がアップデートされることを願いたい。

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