【News】川沿いの住民が避難を余儀なくされる、連日の大雨が影響

フィリピン ダバオ

8月4日午後、ダバオ市災害リスク軽減管理事務所(City Disaster Risk and Reduction Management Office:以下CDRRMO)は、川沿いに住む一部の住民に対して、避難指示を出した。同省のフェイスブックによると、大雨が同じペースで続き、水位が上昇したため避難指示を出したということである。

そして、同日の午後4時57分、タロモ川支流と繋がるバランガイ「バレンガエグ」では、川の氾濫が報告され、川沿いに住む住民全員に対して避難指示が出された。CDRRMOが発行している洪水に関するハザードマップによると、タラモ川付近にある複数のバランガイが、洪水の影響を受けやすいことがわかる。また、CDRRMOのバロリアン氏は、ラジオのインタビューにおいて、川沿いの地域における洪水、道路の冠水、土砂崩れなどに警戒し、注視していると述べた。

ダバオ市にはリパダス川、マティーナ川、ダバオ川、ブナワン川、ラサング川、ミンタル川など、多くの河川があり、まだ避難勧告・避難指示が出されていないバランガイにおいても、今後の雨や河川の状況に気をつけてほしい。

さらに、同氏は避難の際にはソーシャルディスタンスやマスクの着用を忘れないで欲しいとも呼びかけた。