ダバオ市が毎年おこなっているクリスマスプレゼントの配布について、ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、Bangkalにあるドゥテルテ家の邸宅前ではプレゼントを配布しないと語った。新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大対策として、このような判断に至った。
先日サラ市長は、市によるプレゼント配布について政府に提案書を提出し、その承認を待っていると語っていた。また主催者からは、邸宅前でプレゼントを配布することで感染防止対策は取れるかと懸念が示されていた。
そして、サラ市長は、今年については市内の全182のバランガイでプレゼントの配布をおこなうと語った。約38,000個のプレゼントが配られる。「国勢調査の結果をもとに、市内182のバランガイで食料雑貨を詰めたプレゼントを配布する。プレゼントは直接バランガイに配布され、その後バランガイで経済的に困っている家庭を確認し、食料雑貨を詰めたギフトをプレゼントする」とサラ市長は語った。そのためサラ市長は、今年はBangkalの邸宅に来ないよう呼びかけた。
サラ市長によると、このプレゼントはバランガイに12月17~23日に配布され、その後クリスマスの日に対象者に配布されるという。
様々な制限が取られたコロナ禍のクリスマスであったが、ダバオ市からのプレゼントで暖かい気持ちになる人がたくさん生まれるだろう。