ダバオ市長のサラ・ドゥテルテ=カルピオ氏は、クリスマスパーティーなどの祝いごとが今年は禁止されるものの、その代わりに「プレゼント」のために、より多くの資金を貯めておけると語った。このプレゼントだが、一体誰に配られるものだろうか?
サラ市長は、今年度の「パスコフィエスタ(Pasko Fiesta)」は新型コロナウイルス(Covid-19)の影響で中止されることを明らかにした。しかし、毎年配っている「プレゼント」については行なうことを約束した。プレゼントは、市役所職員、子どもたち、高齢者、バランガイ職員、LGBTの方に配布されるという。
このプレゼントは、2016年にサラ市長が就任してから始まったそうだ。当初、サラ氏が就任するまでは12月に市主催のクリスマスパーティーを行っていたという。それを同氏が就任してから取りやめ、その代わりに例年配っているプレゼントにより多くの予算を割くことにしたという。同氏によると、今年は約10,000人に向けてプレゼントを用意する計画だという。このプレゼントは、クリスマスイブの日、バランガイBangkalのTaal Road、Central Parkの分譲地にあるドゥテルテ大統領の代々の家において、毎年配られているという。
さらに、サラ市長は、市役所でダバオ市内をデコレーションすることも発表した。同氏は、クリスマスの雰囲気を味わってほしいと語った。
今年は大きなお祝いごともできない1年になったが、市役所は少しでもクリスマスを市民に楽しんでもらおうと計画しているようだ。