【News】バンサモロ投資委員会、自治区の経済活性化のために2事業を新たな投資先に認定

コタバト市

2月28日、バンサモロ投資委員会(以下BBOI)は、約1億3,000万ペソ(約3億2183万円/2023年2月28日時点)に相当する2つの新規事業を認定したことを明らかにした。BBOIの議長を務めるMohammad Pasigan氏は、新たに認定した投資先として、マギンダナオデルノルテ州スルタンスマトラのM & R Layer Poultry Farmとコタバト市のTimako Seafood Restoを挙げた。

Pasigan氏はBARMMに資本を呼び込むため、より多くの投資家を招いた。BARMMとは、マギンダナオデルスル、マギンダナオデルノルテ、バシラン、スールー、タウィタウィの各州とマラウィ、ラミタン、コタバトの各市、北コタバトのバンサモロ自治地域にある63の村から構成されている地域のことである。

承認された投資先は、農業・漁業・インフラ・エネルギー・観光・ハラール産業などをカバーする、地域の戦略的優先計画(以下SIPP)に主軸を置いていると同氏は語る。「BBOIは、BARMM全体のSIPP協議を実施し、ビジネスコーチングや投資促進を通じて投資家を呼び込むことで、地域の投資の可能性を高めるために更に尽力するつもりだ」と述べた。

バランガイ(最小行政区)ブリオクでハラール卵の生産に従事するM & R Layer Poultry Farmは、約100人の雇用を生み出すと見られるプロジェクトのために1億700万ペソを投資した。

BBOIのAbu Amri Taddikバンサモロ政府貿易大臣によると、同地域は、研究および製品開発、品質保証手段、付加価値メカニズムなどを通じてハラール産業の競争力を高める必要があり、それによりBARMMが地域・国際ハラール市場で名を刻めるようになるという。

一方、Timako Bay Seafood Restoは、コタバト市のバランガイカランガナン2にある観光関連施設とアトラクションのために2250万ペソを投資する予定だ。提案者は、ビーチ沿いのハラールレストランと、最大200人を収容できる宴会場の建設を目指す。

「新型コロナウイルスのパンデミックは、外食産業に壊滅的な影響を及ぼした。この認定により、地域経済を活性化するために、より多くのレストランを設置する可能性がより魅力的になればと願っている」とBBOI理事会メンバーであり、バンサモロ議会議員のSuharto Ambolodto氏は語った。

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