【News】ダバオ市、2023年のインバウンド旅行者受け入れ人数の回復を目指す

ダバオ

ダバオ地方の観光業関係者は、厳格なロックダウンにより国内外への旅行計画が中止されてから数年が経ち、2023年に「リベンジ旅行」をしたいという地元の旅行者の熱の高まりを実感している。Davao Mega Travel Saleの会長は、人気の観光地への航空旅行が昨年から回復しており、旅行業者はこの傾向が今年も続くことを期待していると語った。

同氏によると、2月24日から26日までアブリーザモールで開催された第13回Davao Mega Travel Saleの出展者らは、航空券の割引や、ダバオ地方やマニラの宿泊サービスの予約サービスなどの観光商品を提供したという。

Montano氏は、この旅行フェアにより、パンデミック前の2019年には約1,500万ペソの収益が上がっていたが、今年のフェアでは1,200万ペソに到達することが主催者側の目標だと述べた。この旅行フェアには、7軒のホテルやリゾート、13社の旅行代理店、2社の航空会社が参加したという。インバウンド・アウトバウンド共に、今年はより多くの予約が入ることを期待しているとのことだ。

ダバオ旅行代理店協会会長のMichelle V. Yian氏は、このフェアにマニラから参加する旅行代理店もあると語る。さらに同氏は、現地からの旅行者の人気旅行先は、アジアでは日本、香港、台湾、シンガポール、ヨーロッパではフランスやスイスが挙げられると加えた。

先月、ダバオ市観光事業事務所長のJennifer Romero氏は、今年の事務所の目標は、年間約180万人の観光客の誘致であると述べた。2022年には年間897,406人がダバオ市を訪れたが、これは調子の良かった2019年の250万人と比較すると、明らかに減少したという。

Romero氏は2024年に250万人、2025年には270万人の訪問者を受け入れることを目標にしていると語った。しかし同氏は、市では今年、旅行業界イベントのMICECON 2023やIronman 70.3などの主要な大会がAraw ng Dabaw(ダバオの日、ダバオ市設立記念日)に合わせて3月に開催されるため、2019年と同水準に達する可能性が高いとした。

同氏は、旅行関係者はMICEイベントの目的地であるという強みを活かし、観光客の増加を図っていると語る。2月16日から18日まで、SMX Convention Center Davaoで第19回全国弁護士大会が開催され、国内各地から計3,700人の代表が集まった。

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