【特集】ダバオの大学に留学しよう!- ミンダナオ国際大学をご紹介

ミンダナオ国際大学 学生

留学先として人気のダバオ

こんにちは、ダバオッチ編集部です。

近年、フィリピンは、英語を学ぶ語学留学先として非常に人気があります。

温暖な気候に加え、欧米に比べて圧倒的に費用を押さえることができるのも人気の理由でしょう。ドゥテルテ大統領の出身地であることや安倍首相のご訪問もあって、知名度が急上昇しているダバオ市内にもいくつかの語学学校があり、日本からも多くの方がいらしています。

マニラやセブに語学留学される方も多いようですが、ダバオは治安が良く、物価も安い為、非常におすすめです。生活しやすい環境が整っており、まわりには綺麗なビーチも多く、良い息抜きになります。

実際、生徒さんの中にはダバオが気に入ってしまい、何度も訪れるリピーターの方も多くいると聞きます。

語学だけでなく、本格的に大学に留学し、文化交流をしながら学びたいと考える方も増えてきているようです。今回はダバオの大学に留学する方法をご紹介します。

多くの留学サイトでご紹介されているように、フィリピン留学は、英語で専門的な内容を学ぶことができ、欧米に比べ、留学費用を抑えることができ、交換留学生なども多いことから、フィリピンだけでなく他の国々の方と文化交流を図ることもできます

ミンダナオ国際大学で大学生になろう

具体例として、現地フィリピン日系人会によって運営されているミンダナオ国際大学(以下、MKD)の入学プロセスをご紹介します。

MKDは、国際学科、社会福祉学科、教育学科、心理学科、起業家育成学科、IT学科以上の6学科を開設しており、日本とフィリピンの両国における社会問題の解決にむけて架け橋になれるような人材の育成に力を注いでいる学校です。

留学生も在籍しており、日本語の授業が必修科目となってる為、全ての学生は、簡単な日本語を話すことができますよ
入学申し込み時の簡単な流れは以下の通りです。

 

入学の申込みの流れ

1.指定の期間内に入学希望の旨を問い合わせる
2.大学より指定された日時にて入学試験を受験
3.入学より入学許可が得られたら必要書類・ビザの取得
4.入学

 

2018年度の入学希望者を対象とする入学試験実施時期は、今年2017年10月から2018年の5月までとのこと。

前期セメスターの開始時期(実際にアナウンスされるのは2018年の4月以降とのことですが、)は例年の傾向として6月の第2週頃だそうです。

また、留学希望者に対しては、英語のスキルアップを図りたい方を対象に4月から入学開始までの間、特別英語レッスンの受講を推奨しているそうです。

前期のセメスターが始まった6月以降に、いらっしゃる場合には、前期セメスターの間、約3カ月間の特別英語レッスンを受講することも可能だそうです。入学希望者は、期間中に電話もしくは大学に行き、ガイダンス担当に入学希望の旨を申し出、後日、担当者より入学試験実施日が指示されます。

入学に必要な手続き

大学の提示する申し込み詳細は、以下の通りです。<MKDウェブサイト抜粋>

①入学試験手続き(ガイダンス・オフィスにて)
外国からの志願者は、大学教育を受けられる水準である、高等学校を卒業した者、あるいはそれと同等の学力を有する者。高等学校での記録、あるいはそれに代わる同等の書類を、査定のためにアドミッション・オフィスに提出する。(全ての提出書類は英訳が必要)

アドミッション・オフィスは提出書類の検討後、志願者に入学試験を受ける資格があるかどうかを知らせ、有資格の志願者は入学試験受験用紙を記入。会計窓口にて入学試験料100ペソを支払う。記入された入学試験受験用紙とオフィシャル・レシート(OR)をガイダンス・オフィスに提出し、ガイダンス・オフィスにて入学試験を受ける。

後日、ガイダンス・オフィスより入学試験結果を受け取る。合格した志願者は、申請したコースのプログラム主任教授または大学学部長によるインタビューを受ける。インタビュー後、アドミッション・オフィスは学生ビザ発行の際に必要となる受け入れ通知(Notice of Acceptance)を準備する。

②志願者が必要なもの
・ガイダンスセンターからの入学許可(入学試験後に受領)
・修了証書/卒業証明書(英語訳を添付)
・成績証明書(英語訳を添付)
・出生証明書(英訳を添付)のコピー2部(日本人の場合は戸籍謄(抄)本、日本の外務省で証明をもらい、フィリピン大使館で認証を受ける)
・二重国籍の場合: NSOのコピーとフィリピンのパスポート
・2×2サイズの写真2枚 / 青い背景のもの
・1×1サイズの写真2枚 / 青い背景のもの
・パスポートの名前、誕生日のページと出入国管理局(the Bureau of Immigration)による入国スタンプが押してあるページ(最新のビザスタンプのあるページ)のコピー
・Special Study Permit(SSP)/学生ビザ
・出入国管理局(BOI: the Bureau of Immigration)による身元確認証明番号(Identification Certificate No.)
・外国人登録証明書(Alien certificate of Registration)またはACR I-CARD(有効期限内のもの)
・延長ビザ(有効期限内もの)

③授業登録用紙を記入
査定後、入学許可通知(Admission Notice)が与えられ必要事項を記入し、それをレジスター・オフィスに提出。提出した者は受講科目登録用紙 様式02(F-02 Official Registration Form)を受け取り受講科目を記入する。
備考: 受講科目登録用紙(F-02 Official Registration Form)を記入する際、大学2階の指定された場所にある科目スケジュールを参照。

④データ登録と正式名簿登録
正式名簿登録のために、レジスター・オフィスで受けとったF-02用紙のコピーを持って、エンコーダー(データ登録係担当者)の所へ行き、一時的に受講する科目をデータ登録してもらう。
もし閉講の科目がある場合はここで知らされる。

⑤授業料の支払い
正式に授業登録するために会計窓口で授業料を払う。学生オフィス(OSA)での手続き。

⑥ 学生オフィス(OSA)での手続き
学生オフィス(OSA)で暫定学生IDと学生手帳の発行手続きを行う。正式な学生IDは一ヵ月後に発行。

学費に関しては、年間約5万ペソ(2017-2018年度参考)で、留学生については別途外国人留学生の登録費用がかかります。また、制服や教科書などの諸経費は別となりますが、日本や欧米諸国と比べると非常にリーズナブルですね。

学費は年度によって変更しますので、詳細は、入学時に再度ご確認ください。詳しい内容は、こちらにもございます。ご参照ください。
http://www.mkd.edu.ph/ja/admission-requirements-and-procedure/

充実した設備

MKDは、日本語以外にも日本の文化、習慣、歴史などの日本学を専門的に学ぶ国際学科もあるほか、日本人の先生がいらっしゃるので、いざという時も安心ですね。また生徒は、日本とその文化に興味がある学生が多いので、友達もたくさんできそうです。小さな敷地ですが、図書館、コンピュータールーム、体育館、売店など十分に設備が整っています。

また、起業家育成学科では、ビジネスを始める勉強をしており、実際に校内でたこやきやハンバーガーなどを販売する屋台を運営し、ビジネスの実践力を身に付けていくそうです。学んだことを即実践できる面白さは、日本にはない部分かもしれません。

年間のスケジュールも掲示してありました。年間を通して、校内のイベントも多く、楽しい学校生活が送れそうですね。ダモサITパークに隣接しており、すぐ近くにスーパーやコンビニ、目の前にはマクドナルドもあって非常に便利な立地です。大型モールSMラナンも徒歩圏内です。

【Damosa】 なんでも揃っている便利なご近所スポット

【SM Lanang Premier 】ダバオで最も大きいショッピングモール

ご参考までに、フィリピンの早慶と言われているアテネオやラサールも入学要項を出していますので、ご興味があれば、ご覧になってください。
◆アテネオ大学
http://www.addu.edu.ph/shs/admissionsandenrollment/
◇ラサール大学
http://www.dlsu.edu.ph/students/international/how_to_apply/

生活しやすい環境

ダバオ市内には大型モールもいくつかあり、日本の食材を扱ったお店や日本食屋さんもたくさんあります。生活費の目安として、物価は以下の通りです。

生活費の目安

・ジープ(乗合バス)8ペソ~
・タクシー初乗り40ペソ
・ペットボトル(300ml)水10ペソ~
・フードコート(一食)50ペソ~
・ファーストフード(一食)70ペソ~

住居探しに関しては、以前特集した【特集】ダバオに住みたい方必見!住居の借り方・探し方をご参照ください。

【特集】ダバオに住みたい方必見!住居の借り方・探し方

いかがでしたか。ダバオの大学にご興味をお持ちの方、今後留学を検討されていらっしゃる方にご参考にしていただければ幸いです。次回は、MKDに隣接しているフィリピン日系人会国際学校【Philippine Nikkei Jin Kai International School】ををご紹介します!

【特集】ダバオに留学しよう!パートⅡ-幼稚園から高校まで、フィリピン日系人会国際学校をご紹介